来年1月、国立天文台でFITS画像教育利用ワークショップを開催

【2010年12月13日 PAOFITSワーキンググループ】

2011年1月、天文分野の代表的な画像フォーマットである「FITSファイル」を教育・普及に活用するためのワークショップが国立天文台三鷹キャンパスで開催される。


《FITS画像教育利用ワークショップのお知らせ》

国立天文台、ハッブル宇宙望遠鏡などで得られた最先端の研究観測画像(FITS画像)や、機動的な観測が特長の公開天文台のFITS画像を教育・普及に活用したいという要求は、各地の教育系大学、中学校・高校、博物館・科学館、公開天文台などで高まっています。

FITS画像教育利用ワークショップは、PAOFITSワーキンググループが開発した成果を中心に、新たに活動に加わる方を意識した演習を行い、それらの活用にむけての詳細な議論を行うことを通して、活動の輪を広げ、多くの成果をあげてきました。今年度はひさびさに会場を三鷹に戻し、さらに新しいメンバーを加えて、その後の活動の成果も含めた将来へ向けての議論を進めたいと考えています。

■ イベント名:
平成22年度 FITS画像教育利用ワークショップ
■ 日時:
2011年1月9日(日)、10日(月・祝)
■ 会場:
場所:国立天文台 三鷹キャンパス すばる棟(W1)1F 大セミナー室
■ 内容(予定):
  • FITS画像を利用した天文教材の開発とその評価について(研究発表)
  • 開発教材の実際とその活用について(利用講習とそれを受けての議論)
  • これからのFITS教材開発とその普及について(議論)
■ 参加申し込み:
参加申込書のフォーマットにしたがって、12月20日(月)までに以下の申し込み先までお送りください
国立科学博物館 洞口俊博
E-mail:horaguti@kahaku.go.jp / FAX:03-3364-7104
郵送:169-0073 東京都新宿区百人町3-23-1
■ 旅費補助など:
参加者のために、若干ではありますが旅費を用意しています。すべての希望にそえるとは限りませんが、希望をされる方は、お早めに上記の申込書にて参加の申し込みをお願いいたします(発表者を優先します)
宿泊については各自で手配をお願いします。武蔵境駅や調布駅の周辺には多くのホテルがあります
■ 世話人:
洞口俊博(国立科学博物館)、古荘玲子(国立天文台)、五島正光(巣鴨中学高校)、原正(埼玉県立豊岡高校)
■ 主催:
PAOFITS ワーキンググループ