3月中旬つくばで天文学会春季年会 公開講演や有志観望会も
【2011年3月4日 日本天文学会/星空公団】3月14日更新
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により、天文学会年会および関連イベントのいくつかは中止となりました。最新情報は日本天文学会のウェブサイトなどでご確認ください。
日本天文学会の2011年春季年会が3月16日〜19日に茨城県つくば市で開催される。期間前後には公開講演会や観望会などのイベントが周辺で目白押しとなっている。
日本天文学会の2011年春季年会が3月16日〜19日に茨城県つくば市で開催される。それにあわせて18日と19日には「星空公団」が年会を記念して企画・主催する「まちかど星空観望会」、20日には「宇宙探求への道」をテーマとした公開講演会が周辺会場で開催される。
また19日に行われる、天文学を志す学生のための「日本天文学会 大学合同進学説明会」については、2月14日付ニュース「天文学者に進路を相談しよう! 3月19日に筑波で説明会」を参照のこと。
《日本天文学会公開講演会》
「はやぶさ」などの宇宙探査や「すばる」「すざく」などの観測装置がもたらす最新の成果に注目が集まる昨今、日本天文学会では年会開催時に、専門研究者以外の方を対象とした講演会を開催しております。今回は4つの興味深いテーマを取り上げ、第一線で活躍されている研究者の方々に最先端の研究のお話とこれまでのご経歴やご苦労などのお話を通して「宇宙探求の道」についてご紹介していただきます。いずれも最先端の大変興味深いテーマです。奮ってご参加ください。
- ■ テーマ:
- 「宇宙探求への道」
- ■ 日時:
- 2011年3月20日(日) 14:00〜17:00 (開場13:00)
- ■ 場所:
- つくば国際会議場エポカル(茨城県つくば市)
- ■ 対象:
- 中学生以上・一般向け(小学生以下でも参加可)
- ■ 講演:
- 「宇宙ステーションと宇宙開発」 佐藤直樹(JAXA)
実験棟「きぼう」の活動が本格化してきた国際宇宙ステーションの全貌と今後の宇宙開発について - 「星くずから惑星を作る―計算機の中の地球」 小久保英一郎(国立天文台)
500個以上発見されている系外惑星がどのようにしてできたのか、コンピュータシミュレーションでの研究を紹介 - 「宇宙の始まり」 中尾憲一(大阪市立大学)
一般相対性理論に基づく宇宙の始まりについて - 「南極から宇宙を観る」 中井直正(筑波大学)
地上の最高の観測条件を求め、南極大陸から宇宙を観る計画について
- 「宇宙ステーションと宇宙開発」 佐藤直樹(JAXA)
- ■ 参加方法:
- 事前申し込み不要。入場無料
- ■ 定員:
- 先着1000名
- ■ ウェブサイト:
- 日本天文学会 2011年春季年会
《つくば駅前「まちかど星空観望会」のご案内》
街中での星空の楽しみ方を提案している「星空公団」は、日本天文学会2011年春季年会が筑波大学で開催されることを記念して、つくばエクスプレス「つくば駅」の近くの広場において「まちかど星空観望会」を開きます。
夜空に輝く星や月を、道ゆく人々とともに眺め、つくばの空に春の訪れを感じられる観望会にしたいと思っております。どうぞお気軽にお立ち寄りください。
- ■ イベント名:
- まちかど星空観望会
- ■ 場所:
- つくばセンター広場ペディストリアンプラザ
(つくばエクスプレス「つくば駅」A4出口から徒歩1分。バスターミナルを通り抜けて階段を昇った付近一帯)
アクセス地図 - ■ 日時:
- 2011年3月18日(金)、19日(土) 18:00〜20:00
- ■ 参加方法:
- 申込不要・無料
- ■ 主催:
- 星空公団
- ■ お問い合わせ:
- 星空公団 原田 E-mail
- ■ ウェブサイト:
- つくば駅前「まちかど星空観望会」