小島さん、かみのけ座の銀河に超新星2011bcを独立発見

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【2011年4月13日 国立天文台メールニュースNo.36】

愛知県の小島信久(こじまのぶひさ)さんが、4月3日の観測から、かみのけ座の銀河に16.7等の超新星を独立発見した。


《「国立天文台 メールニュース No.36」より》

愛知県吉良町の小島信久(こじまのぶひさ)さんが、4月3日(世界時、以下同)の観測から、かみのけ座方向にあるNGC 4076銀河の中に16.7等の超新星を発見しました。この超新星は、4月1日に英国のRon Arbourさんによって先に発見されていましたが、小島さんの発見も独立発見として認められました。これらの発見の報を受けて行われたスペクトル観測で超新星であることが判明し、この新天体は「SN2011bc」と命名されました。

なお、この超新星は、母銀河の中心から東に6秒角、南に6秒角の位置にあります。小島さんの超新星の発見は、昨年7月に続いて2個目になります。


超新星2011bcの位置

この天体を天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」で表示して位置を確認できます。ご利用の方は、ステラナビゲータを起動後、「データ更新」を行ってください。

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