「ステラナビゲータ」の無償アップデータVer.9.1eを公開

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【2012年7月27日 アストロアーツ8月1日更新

天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ Ver.9」のVer.9.1eへの無償アップデータを公開しました。8月14日の金星食などを連続表示でシミュレーションすると、月の影の部分に金星が描画される問題などを修正しています。


金星食を光跡残しで再現

8月14日未明に見られる金星食を光跡残しで10分おきに再現(アップデータ適用後の正常表示)。サブウィンドウで金星が接近するようすをシミュレーション。クリックで拡大

今回のアップデータは、「ステラナビゲータ Ver.9」の不具合修正を行うものです。ステラナビゲータをお使いのみなさまにダウンロード・インストールをお勧めします(※「20周年記念版」をご購入の方も、ソフトをインストール後にアップデータ適用をお願いいたします)。

不具合内容やアップデータの適用方法は下記をご参照ください。ご不明な点は製品サポートページをご覧のうえ、お問い合わせください。

製品の不具合により、ユーザの皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

8月1日追記

「9.1eアップデータ」をインストールすると内部時計に設定したアニメーションで時刻が進まなくなる不具合を修正しました。「9.1eアップデータ」を8月1日午後7時頃までにダウンロード・インストールされた方は、必ずアップデータページより再度ダウンロード・インストールをお願いいたします。

※ご注意 8月1日以前の9.1eアップデータをインストール済みの場合、ステラナビゲータからの更新チェックでは「あなたがお使いのバージョンは最新です。」と表示されますが、上記ページからダウンロードしてください。

アップデータの確認作業に不備があり、お手数をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます。

今回のアップデータで修正される主な不具合

  • 月に惑星や恒星が隠される現象(惑星食または星食)を、「光跡残し」の機能を使って経過を連続表示した場合に、月の影の部分に惑星や恒星が描画される
  • 星像の大きさを変更しても、恒星状に表示された惑星像の大きさが変わらない
  • 「KAGAYAファンタジー」の番組「ルナ・ガーデン」が滑らかに再生されない
  • 内部時計リアルタイムのアニメーションで時刻が進まない

修正内容の一覧は、製品ページ内「アップデータ」ページより「リリースノート(修正機能一覧)」をご参照ください。

アップデータのインストール方法

下記のいずれかの方法で9.1eアップデータファイルをダウンロードし、「ステラナビゲータ」が起動されていない状態で実行してください。

  • 「ステラナビゲータ」の[ヘルプ]メニュー→[ステラナビゲータの更新確認]から
  • 製品ページ内「アップデータ」ページから

《星図が正しく描画されない場合の対応について》

ステラナビゲータ Ver.9ではグラフィック処理が大きく変わったため、旧バージョンが動いていたパソコンであっても動作条件を満たさない場合があります。

このようなパソコンでは以下のような問題が起こることがあります。

  • 星図画面が真っ黒になる
  • 恒星の周りに黒い縁が出る
  • 他のウィンドウの中にステラナビゲータの画面が表示されることがある
  • 光跡残しのように表示物が消えずに残る
  • [印刷]や[画像として保存]、クリップボードへの画面コピーができない

お使いのパソコンで上記のような問題が起こる場合には、9.1eアップデータをインストール後、下記の対応をお試しください。

  • [設定]メニュー→「環境設定」ダイアログで、[DirectXモードで動作]のチェックボックスをオフにする

これによりVer.8以前との互換の描画方式に切り替わり、問題が解決します。詳しくは「ステラナビゲータ」サポートページ「ステラナビゲータ Ver.9の星図が正しく描画されない場合の対応」をご参照ください。