打ち上げから5時間39分で宇宙ステーションに
【2013年5月29日 JAXA/NASA】
今日の夜明け前(日本時間)に地上を離れたソユーズ宇宙船が、午前のうちに宇宙ステーションに到着。従来は2日かかっていたISSまでの道のりを6時間足らずに縮めた有人ショートカット飛行が、2度目の成功を収めている。
国際宇宙ステーション(ISS)の第36次/第37次長期滞在クルー、フョードル・ユールチキンさん、カレン・ナイバーグさん、ルカ・パルミターノさんを乗せたソユーズ宇宙船TMA-09Mが、日本時間5月29日午前5時31分にカザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。
地球を4周回したソユーズは約400km上空のISSにたどりつき、打ち上げからわずか5時間39分後にドッキングを完了、午後1時14分にクルーがISSに入室した。
今回は今年3月29日に続く2回目の有人ショートカット飛行で、従来はISSまで50時間かかっていた飛行を約6時間で可能にする運用プロセスが採用されている。