「ステライメージ7」の7.0eアップデータを公開
キヤノン EOS 70D、オリンパス OM-D E-M1などに対応
【2013年10月28日 アストロアーツ】
天体画像処理ソフト「ステライメージ7」をアップデートする「7.0eアップデータ」を無償公開しました。キヤノン EOS 70D、オリンパス OM-D E-M1などのRAWデータ読み込みに対応しました。
今回の「7.0eアップデータ」では、新たにキヤノン EOS 70Dとオリンパス E-P5 / OM-D E-M1、ソニー α58のRAWデータ読み込みに対応しています。イメージセンサーのデータをそのまま扱えるベイヤー配列での読み込みに対応していますので、ダーク/フラット補正やホットピクセル除去を高精度で行うことができます。
また、仮想記憶ファイルのサイズに10GB以上を入力できない問題などの不具合が修正されています。
すべてのユーザーの皆様に「7.0eアップデータ」のダウンロード、インストールをお勧めします。
アップデータのインストール方法
- 下記のいずれかの方法で7.0eアップデータファイルをダウンロードします。
- 「ステライメージ」の[ヘルプ]メニュー → [ステライメージの更新確認]から
- 製品ページ内「アップデータ」ページから
- 7.0eアップデータファイル(Si7up70e.exe)を、「ステライメージ」が起動されていない状態で実行します。
詳しくは、ステライメージ7 アップデータページをご覧ください。ご不明な点は製品サポートページを参照のうえ、お問い合わせください。
7.0eアップデータの詳細
◆ デジタルカメラ対応追加機種
以下の機種のRAWデータの直接読み込みに対応します。
- キヤノン EOS 70D
- オリンパス E-P5 / OM-D E-M1
(「RAW現像 調整:自動」での読み込みには未対応) - ソニー α58
機種名 | ベイヤー配列 | RAW現像 調整:自動 | RAW現像 調整:手動 |
---|---|---|---|
キヤノン EOS 70D(※) | ○ | ○ | ○ |
オリンパス E-P5 | ○ | × | ○ |
オリンパス OM-D E-M1 | ○ | × | ○ |
ソニー α58 | ○ | ○ | ○ |
(○:対応 ×:未対応)
※S-RAW、M-RAW画像は除く
ステライメージ7のすべての対応機種については、製品ページの「対応デジタルカメラ一覧」をご覧ください。
◆ 主な不具合と修正内容
- SBIG形式ファイルを読み込むと、FITSヘッダの撮影時刻の情報が9時間ずれることがある
- 「環境設定」ダイアログで、仮想記憶の最大使用ディスク容量に9999MB以上が入力できない
※詳しい修正内容の一覧は、「ステライメージ7 アップデータ」のページより「リリースノート(修正機能一覧)」をご参照ください。