「ステライメージ7」の7.0fアップデータを公開
10機種以上のRAWデータに追加対応

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【2014年4月2日 アストロアーツ

天体画像処理ソフト「ステライメージ7」をアップデートする「7.0fアップデータ」を無償公開しました。キヤノン EOS Kiss X70、ニコン D610、ペンタックス K-3など10機種以上のRAWデータ読み込みに対応しました。


ベイヤー配列でダーク/フラット補正

デジタルカメラのRAWデータをベイヤー配列で読み込んで、ダーク/フラット補正を行う例。ノイズを除去したあとに、ベイヤー配列のパターンを自動認識して、ベイヤー・RGB変換でカラー画像を得る。クリックで拡大

今回の「7.0fアップデータ」では、新たにキヤノン EOS Kiss X70、ニコン D610、ペンタックス K-3、オリンパス E-PL6、ソニー α7などのRAWデータ読み込みに対応しました。イメージセンサーのデータをそのまま扱えるベイヤー配列での読み込みに対応していますので、ダーク/フラット補正やホットピクセル除去を高精度で行うことができます。

また、サイズが大きな画像に対して画像復元で最大エントロピー法を行うと、処理結果が乱れる問題などの不具合が修正されています。

すべてのユーザーの皆様に「7.0fアップデータ」のダウンロード、インストールをお勧めします。

アップデータのインストール方法

  1. 下記のいずれかの方法で7.0fアップデータファイルをダウンロードします。
    • 「ステライメージ」の[ヘルプ]メニュー → [ステライメージの更新確認]から
    • 製品ページ内「アップデータ」ページから
  2. 7.0fアップデータファイル(Si7up70f.exe)を、「ステライメージ」が起動されていない状態で実行します。

詳しくは、ステライメージ7 アップデータページをご覧ください。ご不明な点は製品サポートページを参照のうえ、お問い合わせください。

7.0fアップデータの詳細

◆ デジタルカメラ対応追加機種

以下の機種のRAWデータの直接読み込みに対応します。

  • キヤノン EOS Kiss X70 / EOS M2
  • ニコン D610 / D5300 / Df / Nikon 1 AW1
  • ペンタックス K-3
  • オリンパス E-PL6 / OM-D E-M10
    (「RAW現像 調整:自動」での読み込みには未対応)
  • ソニー α7 / α7R / α5000 / α6000 / NEX-5T
■ 追加機種と読み込みサポート一覧
機種名ベイヤー配列RAW現像
調整:自動
RAW現像
調整:手動
キヤノン EOS Kiss X70
キヤノン EOS M2
ニコン D610
ニコン D5300
ニコン Df
ニコン Nikon 1 AW1
ペンタックス K-3
オリンパス E-PL6×
オリンパス OM-D E-M10×
ソニー α7
ソニー α7R
ソニー α5000
ソニー α6000
ソニー NEX-5T

(○:対応 ×:未対応)

ステライメージ7のすべての対応機種については、製品ページの「対応デジタルカメラ一覧」をご覧ください。

◆ 主な不具合と修正内容

  • テキストサイズを変更すると、ダイアログ項目の文字などが一部表示されないことがある
  • PNG形式ファイルを開くと、アプリケーションエラーが発生することがある
  • サイズが大きな画像に対して、画像復元で最大エントロピー法を行うと、処理結果が乱れる

※詳しい修正内容の一覧は、「ステライメージ7 アップデータ」のページより「リリースノート(修正機能一覧)」をご参照ください。