青木さん、おとめ座の銀河に超新星を発見

このエントリーをはてなブックマークに追加
富山県の青木昌勝さんが1月3日、おとめ座の銀河に超新星2016Cを発見した。青木さんの超新星発見は2000年8月以来、通算13個目となる。

【2016年1月12日 Transient Name ServerATel

富山県の青木昌勝さんが1月3日20時ごろ(世界時。日本時では4日5時ごろ)、おとめ座方向の銀河NGC 5247に新天体を15.7等で発見した。天体の位置は以下のとおり。

赤経  13h38m05.30s
赤緯 -17°51′15.30″ (2000年分点)

おとめ座の超新星
おとめ座の超新星(撮影:青木昌勝さん)

分光観測からIIP型超新星とみられており、2016Cの符号が付けられた。

NGC 5247周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星
NGC 5247周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星。クリックで拡大(「ステラナビゲータ」で星図作成。DSS画像の版権について

青木さんによる超新星発見は2000年8月以来15年半ぶりのことで、通算13個目の発見となった。

〈参照〉

〈関連リンク〉

〈関連ニュース〉

関連記事