太陽系ビジュアルブック・改訂版

内容

ガイドブック

冥王星が惑星から外れることになった2006年8月の国際天文学連合による「惑星の定義」と、著しい発展を見せる太陽系天体の観測・研究の結果を踏まえた上で、太陽系の誕生と歴史、8つの惑星・太陽・月・衛星・小惑星・彗星などのベーシックな内容のほか、カイパーベルト天体や、準惑星・外縁天体などの最新の情報についてもわかりやすく解説しています。

太陽系の概要

ガイドブック冒頭ではまず太陽系全体の概要について解説します。惑星や、無数の小さな天体など太陽を回る天体についての解説や、多数のビジュアルを駆使した太陽系の誕生についてのフローチャート、イラストや写真、CGを使って視覚的に説明した銀河系の中の太陽系の位置など、太陽系の全容に迫ります。

太陽系の概要

太陽系の概要

天体別の詳細な解説

天体別の解説では太陽・水星・金星・地球・月・火星・小惑星・彗星・惑星間物質・木星・土星・天王星・海王星・太陽系の果て・系外惑星を個別に解説していきます。各天体の構造、表面のようす、探査の状況などについて、それぞれの特徴を解説しながら、相違点と共通点を明らかにしていきます。

天体の概要

天体の概要

天体の位置や、内部構造などの基本的なデータや、その天体固有の特徴などについて解説しています。

天体の外観

天体の外観

現時点でわかりうる全ての外観的な特徴について網羅しています。天体表面の地図、表面の地形や活動、大気の成分、衛星やリングについて、公転や自転のようすなどを豊富な写真やイラストで、ていねいに解説しています。

天体の思いがけない事実

天体の思いがけない事実

太陽系の天体にはそれぞれ興味深い特徴があります。「土星以外にもリングのある惑星がある」、「天王星は横倒しになって公転している」、「水星は1日が1年より長い」、「木星はガスでできている」、「昔の火星には水があった」、「太陽系の領域の半径は一光年くらいある」、「彗星の正体は汚れた雪だるま」、「水星表面の55%はどんな地形かわかっていない」など、思わず「へぇ」とつぶやいてしまうような事実について、わかりやすく解説しています。

天体の探査

天体の探査

人類は古くから身近な天体である太陽系の天体に目を向けてきました。また近代になると、さまざまな探査機を打ち上げて数多くの謎が解明され、現在も継続して日夜探査が進められています。このパートでは、探査の歴史から、成果、そして今現在進められているミッションまで、人類が挑んできた太陽系天体の謎の究明について、最新の写真やイラストを使って詳細に解説しています。

Q&A「太陽系の素朴なギモン」

「太陽系の素朴なギモン」

太陽系の中には、普通の常識で考えてもわからないような不思議なことがらがたくさんあります。ここでは、本文の中で十分に説明しきれなかった太陽系の不思議をQ&A「という形でまとめてみました。あなたの疑問を解決する答えがきっとあるはずです。

ページの先頭へ