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(1枚目)最初は気流が悪かったが、徐々に良くなりました。
(2枚目)北極から赤道付近にかけて外周部に白っぽいミストがかかっている。南極冠は微かに残っているのがわかる。
シーイング、透明度ともに比較的良く、VC200Lの眼視216倍でも模様がよく見えました。南半球全体が埃っぽいようです。
同じ日の火星をビデオとデジカメで撮影しました。接眼レンズをケラレの関係で変えています。
11/4日は薄雲がありましたが、シンチレーションは比較的安定していました。シーイングの違いはありますが、3日前の画像(下)と全く同じ位置です。ダスト・ストリームは収まったように見えます。11/1には全く見えていなかったマルガリティフェル湾付近もよく見えています。
接近中なのにシーイングが今ひとつ・・・
コンポジットに挑戦してみました。
(1枚目)この日は雲が広がっていました。22時頃、雲間から火星が見えるようになってきましたので撮しました。まだ画像処理はできませんが、できるだけ多くの火星のデータを残したく思い、晴れていれば撮影しています。
(2枚目)カメラの点検に出していたら、ISO100に設定されて返ってきた。そうとも知らず、いつも通りの露出をしたので、見られないくらいのアンダー。これを、ステライメージ5にて現像?すると見違えるようになりました。
観察は10時間ほど行っていたのですが、夜露で望遠鏡が曇り、撮影ができなくなってしまいました。
時間があり、気流がそれほど荒れていないときに、1/2周に挑戦してみたいです。
(1枚目)今シーズンの火星撮影で一番のシーイングでした。ダストストームの影響も減り模様が良く見えます。
(2枚目)シーイングが悪く、やや寝ぼけた画像となってしまいました。本日の未明には最高のシーイングで良像が得られたのですが本当に惑星は気流に左右されてしまいます。
久しぶりに週末の天気が良く撮ることができました。1ヶ月前の画像と比較すると北極付近の雲が小さくなり、南極冠も小さくなっているようです。ただし、南極冠が淡く見せるのは黄雲のためかもしれません。また、真珠の海にも淡い黄雲(の跡)と思われるものが見られます。
好シーイングに恵まれました。
(1枚目)子午線の湾とアウロラエの湾の間に黄雲の発生が見える。このためマルガリティフェルの湾がほとんど見えない。
(2枚目)黄雲が南北に広がり薄くなったように見える。マルガリティフェルの湾がうっすらと見えてきた。一方、アキダリウムの海は薄くなったようだ。
今夜は結構よく見えていました。しかし、撮影と同時に雲が広がり、結局撮れたのはこの一枚だけでした。
(2枚目)本当なら砂嵐の変化のアニメーションを撮影したかったのですが、天候が悪く連日撮影できませんでした。
(4枚目)30分インターバル撮影ではコマ送りのようなアニメーションです。 4時間のシンチレーションの変化も良くわかります。
今回の接近における観測の中で、最高のシーイングに恵まれ、眼視でも模様の細部まで観察できました。
(2枚目)再接近の翌日の火星です。