2005年 火星大接近ギャラリー(No. 10)

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(深谷裕孝氏撮影の火星の写真 ) (深谷裕孝氏撮影の火星の写真 2)

タイトル:
(2枚目)「火星」
撮影者:
深谷 裕孝
撮影日時:
(1枚目)2005年11月7日 22時18分0秒〜19分0秒
(2枚目)2005年11月7日 22時24分0秒〜25分0秒
撮影地:
愛知県安城市
撮影機材等:
(共通機材)ソニー DCR-PC10
(1枚目機材)INTES MN-61 マクストフ ニュートン(D=150mm F6)+ XP8、タカハシ EM-200 赤道儀
(2枚目機材)ヨシカワ光器 YK-250(D=250mm F8) + XP8、宇治天体精機 スカイマックス
Area61、RegiStax 3.0、Photo Shop LE、(1枚目は1727枚、2枚目は1520枚を)スタック
コメント:

(1枚目)最初は気流が悪かったが、徐々に良くなりました。

(2枚目)北極から赤道付近にかけて外周部に白っぽいミストがかかっている。南極冠は微かに残っているのがわかる。


(末吉修氏撮影の火星の写真)

タイトル:
「衝の火星」
撮影者:
末吉 修
撮影日時:
2005年11月7日 22時58分、露出 1/75秒(24fps×90秒)
撮影地:
長崎県諫早市
撮影機材等:
ビクセン VC200L、INTES マイクロ ×3 バーロー、NexImage、タカハシ EM-200にて電動追尾
レジスタックス3にて1273フレームコンポジット及びウェーブレット処理、ステライメージ5にて色ずれ補正後最大エントロピー処理、トーンカーブ補正
コメント:

シーイング、透明度ともに比較的良く、VC200Lの眼視216倍でも模様がよく見えました。南半球全体が埃っぽいようです。


(梶嶋博司氏撮影の火星の写真 1) (梶嶋博司氏撮影の火星の写真 2)

タイトル:
「ビデオとデジカメによる11月4日の火星」
撮影者:
梶嶋 博司
撮影日時:
(1枚目)2005年11月4日 23時30秒〜、露出 1/30秒
(2枚目)22時12分〜、露出 1/40秒
撮影地:
所沢市自宅駐車場
撮影機材等:
(共通機材)タカハシ MT-160、Newアトラクス
(1枚目機材)コレクタ、ソニー TRV10XP-8
(2枚目機材)オリンパス CAMEDIA C-40zoom、XO-5
ステライメージVer.5、レジスタックスで(1枚目は1000フレーム、2枚目は59コマを)コンポジット、レベル調整他
コメント:

同じ日の火星をビデオとデジカメで撮影しました。接眼レンズをケラレの関係で変えています。


(小渡伊三男氏撮影の火星の写真)

タイトル:
「ダスト・ストリームの変化」
撮影者:
小渡 伊三男
撮影日時:
2005年11月1日〜4日 21時7分0秒、22時56分0秒、露出 150秒
撮影地:
石川県白山市自宅観測所
撮影機材等:
INTES ALTER-7(D=18cm)マクストフカセグレン、タカハシ Or12.5mmにて拡大撮影(赤外カットフィルター使用)、Philips ToUcamPro、フレームレート 15フレーム/秒
11月1日: 21時07分 1/25秒×2250フレーム中 824フレームをスタック、11月4日: 22時56分 1/25秒×2250フレーム中 871フレームをスタック、Registax V3、ステライメージ4
コメント:

11/4日は薄雲がありましたが、シンチレーションは比較的安定していました。シーイングの違いはありますが、3日前の画像(下)と全く同じ位置です。ダスト・ストリームは収まったように見えます。11/1には全く見えていなかったマルガリティフェル湾付近もよく見えています。


(唐澤正光氏撮影の火星の写真)

撮影者:
唐澤 正光
撮影日時:
2005年11月4日 23時0分0秒、露出 1/8秒
撮影地:
長野県伊那市
撮影機材等:
タカハシ TOA130、LV-5にてコリメート撮影、ニコン COOLPIXE990
16コマをPhotoshop CSにてコンポジット、強調処理
コメント:

接近中なのにシーイングが今ひとつ・・・


(こうち氏撮影の火星の写真)

タイトル:
「火星」
撮影者:
こうち
撮影日時:
2005年11月4日 23時37分23秒〜53分0秒、露出 1/13秒
撮影地:
自宅
撮影機材等:
タカハシ μ-180 + ビクセン LV15mm(合成F(約)90)、ニコン D70
Photoshop Element3にて2枚×2=4枚コンポジット、アンシャープマスク処理
コメント:

コンポジットに挑戦してみました。


(nagame1氏撮影の火星の写真 1) (nagame1氏撮影の火星の写真 2)

タイトル:
(1枚目)「火星 11/04」
(2枚目)「火星 11/07」
撮影者:
nagame1
撮影日時:
2005年11月4日 22時30分50秒、露出 1/6秒
2005年11月7日 22時35分6秒、露出 1/6秒
撮影地:
自宅庭
撮影機材等:
屈折望遠鏡(D=150mm F7)、キヤノン EOS Kiss Digital(1枚目は ISO 400、2枚目は ISO 100)、XP 3.8mm拡大
(1枚目)RAWデータ→JPGに
(2枚目)RAWデータ→ステライメージ5にて現像(JPG)
コメント:

(1枚目)この日は雲が広がっていました。22時頃、雲間から火星が見えるようになってきましたので撮しました。まだ画像処理はできませんが、できるだけ多くの火星のデータを残したく思い、晴れていれば撮影しています。

(2枚目)カメラの点検に出していたら、ISO100に設定されて返ってきた。そうとも知らず、いつも通りの露出をしたので、見られないくらいのアンダー。これを、ステライメージ5にて現像?すると見違えるようになりました。


(松本路朗氏撮影の火星の写真)

タイトル:
「自転、約1/4」
撮影者:
松本 路朗
撮影日時:
2005年11月5日 18時51分31秒〜0時53分39秒、露出 1/30秒×1621〜1752枚
撮影地:
茨城県水戸市
撮影機材等:
ミューロン 210(D=21cm fl=2415mm)、タカハシ バリエクステンダー + ×3 バローを短縮したものに、レンズを外した多摩電子工業 USBネットカメラ Z-102を接続して使用
Registax2にてスタック後、PhotoShopElemensでアンシャープマスクを施し、ステライメージ3で明るさ、色補正など仕上げ処理
その他:
画像のキャプチャーは非圧縮BitmapのAvi形式にて
コメント:

観察は10時間ほど行っていたのですが、夜露で望遠鏡が曇り、撮影ができなくなってしまいました。

時間があり、気流がそれほど荒れていないときに、1/2周に挑戦してみたいです。


(北岡修氏撮影の火星の写真 1) (北岡修氏撮影の火星の写真 2)

タイトル:
(1枚目)「オーロラ湾付近」
(2枚目)「子午線の湾付近」
撮影者:
北岡 修
撮影日時:
2005年11月5日、露出 1/125秒
撮影地:
神奈川県横須賀市
撮影機材等:
ミード LX200-30、ソニー DCR-TRV900、ペンタックス XW20mm、コリメート撮影
Registax3で、1枚目は1948fから2489f合成、2枚目は1039fから1497f合成、wavelet処理、photoshop6にてレベル補正など
その他:
(1枚目)シーイング6〜8/10 透明度4/5
(2枚目)シーイング4〜5/10 透明度3/5
コメント:

(1枚目)今シーズンの火星撮影で一番のシーイングでした。ダストストームの影響も減り模様が良く見えます。

(2枚目)シーイングが悪く、やや寝ぼけた画像となってしまいました。本日の未明には最高のシーイングで良像が得られたのですが本当に惑星は気流に左右されてしまいます。


(稲生俊雄氏撮影の火星の写真)

タイトル:
「火星」
撮影者:
稲生 俊雄
撮影日時:
2005年10月1日、2005年11月4日、2005年10月2日 2時50分、2005年11月4日 23時9分、露出 1/33秒
撮影地:
神奈川県海老名市
撮影機材等:
タカハシ MT-160(D=16cm)反射望遠鏡、K20mm、Philips ToUcam ProII
レジスタックス3で約1500枚コンポジット、レジスタックス3、ステライメージで画像処理
コメント:

久しぶりに週末の天気が良く撮ることができました。1ヶ月前の画像と比較すると北極付近の雲が小さくなり、南極冠も小さくなっているようです。ただし、南極冠が淡く見せるのは黄雲のためかもしれません。また、真珠の海にも淡い黄雲(の跡)と思われるものが見られます。


(広田慶寿氏撮影の火星の写真)

タイトル:
「火星」
撮影者:
広田 慶寿
撮影日時:
2005年11月4日 22時42分0秒〜43分20秒、露出 70秒
撮影地:
埼玉県行田市小見
撮影機材等:
TS式 タカハシ MT-130 + コレクタ + Or12.5mm、Philips ToUcamPro、三鷹 GN-170赤道儀
1411フレームコンポジット、レジスタックス2 + ステライメージ4画像処理
コメント:

好シーイングに恵まれました。


(森一明氏撮影の火星の写真 1) (森一明氏撮影の火星の写真 2)

タイトル:
(1枚目)「10月31日」
(2枚目)「11月4日」
撮影者:
森 一明
撮影日時:
(1枚目)2005年10月31日 20時46分〜48分、露出 1/20秒
(2枚目)2005年11月4日 22時17分〜24分、露出 上に同じ
撮影地:
静岡県袋井市
撮影機材等:
自作 反射赤道儀(D=20cm fl=950mm)、ソニー デジカメ DSC-F828、タカハシ デジカメアダプタ
(1枚目)RegiStaxで16枚重ね合わせ(デジカメ画素8M)、SonyImageMixerで明暗とコントラストを調整
(2枚目)RegiStaxで132枚重ね合わせ(デジカメ画素1M)、SonyImageMixerで明暗とコントラストを調整
その他:
(1枚目)中央経度28°、上が天球の南。子午線の湾からアウロラエの湾付近
(2枚目 1)中央経度15°、上が天球の南。サバ人の湾からアウロラエの湾付近
(2枚目 2)デジカメの画素を減らして重ね枚数を多くしたら画像の解像度が大幅に向上びっくりした。またtotal容量が同じなのに、RegiStaxの処理時間が大幅に短縮した
コメント:

(1枚目)子午線の湾とアウロラエの湾の間に黄雲の発生が見える。このためマルガリティフェルの湾がほとんど見えない。

(2枚目)黄雲が南北に広がり薄くなったように見える。マルガリティフェルの湾がうっすらと見えてきた。一方、アキダリウムの海は薄くなったようだ。


(中島尚氏撮影の火星の写真)

タイトル:
「11月4日の火星」
撮影者:
中島 尚
撮影日時:
2005年11月4日 22時48分
撮影地:
自宅屋上
撮影機材等:
笠井 Ginji-200N(D=20cm F6) + 10mm、Philips ToUcam Pro
Registax3+Photoshop
コメント:

今夜は結構よく見えていました。しかし、撮影と同時に雲が広がり、結局撮れたのはこの一枚だけでした。


(茂木弘光氏撮影の火星の写真) (茂木弘光氏撮影の火星の写真) (茂木弘光氏撮影の火星の写真) (茂木弘光氏撮影の火星の写真)

形式:
(1、2枚目)gif動画
タイトル:
「プチ火星くるくる実写版」
撮影者:
茂木 弘光
撮影日時:
(1枚目)2005年10月23日 22時45分、露出 0.01秒
(2枚目)21時45分〜24時15分、露出 各0.01秒
(3枚目)2005年11月1日 24時30分、露出 0.02秒
(4枚目)22時0分〜(2日)2時0分、露出 各0.02秒
撮影地:
群馬県太田市(自宅)
撮影機材等:
笠井 メタルドブ 反射望遠鏡(D=25cm)、ビットラン BJ-40C、タカハシ NJP、ビクセン LV10mm
Registax2 ステライメージ4
その他:
(1枚目)プチ火星くるくる実写版の1コマ
(2枚目)撮影時間 21:45 22:15 22:45 23:15 23:45 24:15 各350コマ前後のコンポジット 30分インターバル 2時間半の火星自転アニメーション
(3枚目)プチ火星くるくる実写版の1コマ
(4枚目)撮影時間 22:00 22:30 23:00 23:30 24:00 24:30 25:00 25:30 26:00 各350コマ前後のコンポジット 30分インターバル 4時間の火星自転アニメーション
コメント:

(2枚目)本当なら砂嵐の変化のアニメーションを撮影したかったのですが、天候が悪く連日撮影できませんでした。

(4枚目)30分インターバル撮影ではコマ送りのようなアニメーションです。 4時間のシンチレーションの変化も良くわかります。


(見目幸一氏撮影の火星の写真)

撮影者:
見目 幸一
撮影日時:
2005年11月4日 23時5分、露出 1/25秒
撮影地:
自宅(横浜市金沢区)
撮影機材等:
タカハシ、Philips ToUcam Pro2、ペンタックス XP24mm
RegiStax3にて1400枚をWevelet処理
コメント:

今回の接近における観測の中で、最高のシーイングに恵まれ、眼視でも模様の細部まで観察できました。


(加藤惠一氏撮影の火星の写真 1) (加藤惠一氏撮影の火星の写真 2) (加藤惠一氏撮影の火星の写真 3) (加藤惠一氏撮影の火星の写真 4) (加藤惠一氏撮影の火星の写真 5) (加藤惠一氏撮影の火星の写真 6) (加藤惠一氏撮影の火星の写真 7)

タイトル:
(1枚目)「2005年10月31日の火星」
(2枚目)「2005年10月31日の火星」
(3枚目)「2005年11月01日の火星」
(4枚目)「2005年11月01日の火星」
(5枚目)「2005年11月03日の火星」
(6枚目)「2005年11月04日の火星」
(7枚目)「2005年11月04日の火星」
撮影者:
加藤 惠一
撮影日時:
(1枚目)2005年10月31日 23時28分54秒〜30分54秒
(2枚目)22時7分39秒〜23時9分2秒
(3枚目)2005年11月1日 23時45分39秒〜47分39秒
(4枚目)23時18分44秒〜38分14秒
(5枚目)2005年11月3日 22時57分47秒〜23時24分45秒
(6枚目)22時32分51秒〜34分51秒
(7枚目)21時12分2秒〜26分18秒
露出はすべて120秒
撮影地:
和歌山市木ノ本
撮影機材等:
セレストロン C8(D=20cm fl=2000mm)、Philips ToUcamProII(1/33秒 15fps 120秒)、ビクセン GPD + SS2000PC 、テレビューパワーメイト(1、3、6枚目)×4、(2、4、5、7枚目)×2)、IRフィルタは付属レンズのものを使用(2、5、7枚目は、Red Green Blue各フィルタ使用)
Registax3でフレーム合成、wavelet処理、Photoshop CSで画像補正
コメント:

(2枚目)再接近の翌日の火星です。


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