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30コマほど撮しましたが,画像処理(取りあえずコンポジット)の行い方をマスターしておらず,結局,1枚の元画像をトリミングしただけです。コンポジット,(レジ)スタックス・・・等ができるようになりたくも思います。
今シーズン初めての観測ですがシーイングもまずまずで楽しめました。
すごい湿気だったので主砲は引っ込めてお手軽なミニボーグで撮影しました。
最近、中々良いシーイングに恵まれていません。60~70コマ/秒のシャッター設定を使っても、満足できる画像が撮れません。頑張るしかないですね(今回はシーイングによる画像Artifactも出ています。)さて、火星に発生したダストストームが太陽湖から南の方へ移動しているようです。
(1枚目)天候が悪く、良像ではありませんが、違いを見てください。ソリスを覆っていたダストストームは日を追う毎に薄れてきたようです。ソリスの目玉を覆っていたダストは薄くなり、目玉が現れてきました。3日間の変化が判ります。なお、オーロラ付近に新たなダストストームが発生したようです。
(2枚目)少し経度が違いますが、変化が判ります。
(2枚目)透明度、シーイングともに良好であったが操作ミスでGreen Blue各フィルターでの撮影に失敗していたのが残念である。
(3枚目)火星の高度が上がるとともに、雲がかかってきて雲の切れ目を見つけての撮影となった。
(4枚目)火星の高度が上がるとともに、雲がかかってきて薄雲を通しての撮影となった。
ダストストームの発生を知り撮影してみました。ソリスに発生するダストストームの様子を捉えることができました。
気流の悪い日が続いています。
時間とともにシーイングは落ち着きましたが、何故か色を出せませんでした。
この秋一番の寒気が入り、23日は上空の温度変化が未だ激しくシ-イングは今ひとつでしたが、完全に寒冷渦に入り、寒気にどっぷり浸かった24日の晩は絶好のシ-イングとなりました。
10月16日頃発生したと思われる太陽湖付近の砂嵐?がまだ観察できます。明るさが明らかに異なっています。
久しぶりに天候に恵まれ撮影しました。ここしばらく楽しめますね。見慣れぬ模様があると思ったらダストストームだったんですね。
火星に出現した今シーズン最大となるダストストームです。火星の目玉であるソリス(太陽湖)の上を南側から覆っているように見えます。今後のダストストームの動きが注目されます。火星の季節もLSが300°を超え、火星はの南半球は秋に入っていきますが、極冠も僅かながら残っているのが見えます。視直径も20秒を超えました。
気流状態がひじょうに悪かったのですが、ダストストームが見える位置にきましたので撮影してみました。「太陽湖」が、1/3ほど隠されてしまっています。ストームは、眼視でも明るく輝いて見えました。
タルシス山群に雲がかかっている様子やオリンポス山が確認できる。(今シーズン中、数少ない好シーイング)
週末の度に天候が悪かったので約2週間ぶりの撮影ですが、運良くダストストームを捉えることができました。シーイングが大変に悪く詳細は不明ですが太陽湖を南から覆い隠しそうです。
タルシス地方の火山の上空に発生する雲が見えます。南極冠が大変小さくなっていますが、まだまだ見えます。
大変おだやかな星見日和。気流状態も安定しており、気持ちの良い惑星像を観察できました。太陽湖付近でダストストームが発生しているそうですが、この面では、顕著な変化は生じていないようです。