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ダストストーム(砂嵐)に見舞われたソリス(太陽湖)のその後の姿です。火星全体がベールを被ったような感じで、コントラストが低い状況です。
このような時は、火星のあちこちでダストストームが発生する可能性があるようです。現に、子午線の湾付近はダストストームに遭遇しているみたいです。昨晩(10月30日)は気流が悪く、子午線の湾(SINUS MERIDIAN)の詳細が判りませんでした。
撮影時刻にたまたま気流が落ち着いていたのか結構細部が表現できました。
(1枚目)中央経度=149°、視直径19.8"、上が天球の南。シレーネスの海からキンメリウムの海の付近。
(2枚目)中央経度=124°、視直径19.9"、上が天球の南。太陽の湖からシレーネスの海の付近。太陽の湖の南の明るいのは黄雲と思われる。
(3枚目)中央経度=92°、視直径20.2"、上が天球の南。太陽の湖の付近。21日に太陽の湖の南の付近にあった黄雲は見られない。
今回の接近で一番のシーイングに恵まれました。
太陽湖付近の砂嵐は数日で治まったのでしょうか?
意外と引き延ばし倍率を低めにした方が、シーイングの悪いこの時期には有効かもと思った一枚でした。
太陽の湖付近に発生したダストストームはどうやら収まったようです。
神戸は驚くほど気流が良い晩でした。ダストストームの南下が認められると共にオーロラ湾付近が霞んでいるようにも見えます。
やっと週末晴れたがシーイングは最悪。
やっと良いシーイングの撮影でした。画像に太陽湖、オリンピア山などがはっきり見えます。
この日はひじょうにシーイングが良く、眼視でも模様がとてもよく見えました。火星は面輝度が高く、Webカメラでも十分使えます。
久しぶりにシーイングが良かったので拡大倍率を上げることができました。
雲が全く無く、シーイングも良い天候の元で撮像することができました。画像処理が強すぎるのか、露出に問題があるのか、年輪模様が出てしまいました。
シンチレーションは安定していたのに、極冠は見えませんでした。