星空ガイド > 【特集】大彗星がやってくる! > ニート彗星 投稿画像ギャラリー(17)
オーストラリアのゴールドコーストで5月16日から21日までニート、リニア彗星の観望と固定撮影をしてきました。
35mm用の対角魚眼レンズで両彗星をねらったもの(4、5枚目)は、何とか両方視野に入りましたがとても小さくなってしまいました。
撮影場所は日にち毎に異なりますが、概ねゴールドコースト中心街から車で1時間程度のところです。このあたりでも、ゴールドコーストとブリズベンの光害が方角によって残ります。
4、5枚目サムネール中のマーカー(黄色の丸)はアストロアーツによる。右がニート彗星、左がリニア彗星。
月明かりの中でもしっかり見えていました。
台風一過のこの日、昼ごろから青空が広がった。ここ最近なかなか天候に恵まれず、撮影場所に向かっても雲に阻まれて低空のときしか撮影できなかったが、この日はゆっくりと楽しむことができた。
彗星の尾の中に埋もれそうな銀河は、NGC 2770(光度:12.0等、視直径:3.7')。
自宅からの西の空は2等星がやっとの条件です。肉眼で見えれば、一番ですが。星ナビ6月号にて位置確認。
海岸での撮影で結露で悩まされました。また月明かりも加わりこれが限界でしょうか。ともあれ良い記念になりました。
台風一過でしたが、期待したほど透明度はありませんでした。彗星はギリギリ肉眼で分かる程度。そろそろ双眼鏡がないと探せなくなってきました。
細い月がありましたが雨上がりでいい空でした。高度も高かったので絞りを1段絞ってF4とし、時間を5分と長く取りました。細いイオンテイルらしきものが写っています、まだまだ尾っぽも見応えあります。
久々の快晴に恵まれ、月はありましたが、気持ちよく観望、撮影できました。ニート彗星もだんだん遠ざかっていきますが、まだ肉眼でわかりますね。
月明かりがありましたが透明度は最近では一番よく双眼鏡でも尾がはっきり見えていました。10年ぶりの直焦点撮影でガイドが甘いのですが尾の構造はそこそこ写ってくれました。
これまででは最高の好天で、初めて雲に邪魔されずに撮影することができ、細く長く伸びた淡い尾をようやくとらえることができました。
2枚目は、偶然にも人工衛星が写野を横切っている画像です。
一週間前とくらべると小さくなってしまいましたが、眼視でも確認できました。
SN比を上げるため1時間中の15コマをコンポジットしたため画像全体は滑らかなのですが、イオンテイルが流れた画像になってしまいました。