星空ガイド > 【特集】大彗星がやってくる! > ニート彗星 投稿画像ギャラリー(4)
天気に恵まれず、ようやく見ることができました。今日も薄曇りの空でしたが、どうも5月に入ってから天気が今ひとつで、このまま終わってしまうのか?という気分です。
タムロンの90mm F2.8 MFマクロでも写したのですが、レンズ後群の口径が大きいと内部反射の影響でコントラストが下がるようです。明るい空では不向きです。
結局、普通のレンズでしかも最初の一こまが機影も入り星景写真風にとれました。
6日に観測したときより尾は長くなってました。
コンパクトとは言えないデジカメですが、シャッターが十数秒以上開ける機種ならこれだけ写ります。でも一眼デジカメと違いノイズの多さとピントの甘さが問題です。
彗星の明るさは3等級くらいでしょうか。口径が小さくても双眼鏡を使えばボンヤリとした尾が見えます。前評判が高かっただけに少し物足りない感じもしますが、実物を見ると感動しますよ。
東京都品川区のマンションベランダから、雲間をぬって撮影したものです。4cmの双眼鏡でもなんとか確認できました。今週末は天気が良くないようですが、早く良い条件で見たいものです。
雨が上がり、強い風が吹き、薄雲が行きかう中、初めてEOS Kiss Digitalでニート彗星(C/2001 Q4)を撮影してみた(普通は撮影を断念しそうな状況だと思う)。見たのも初めてでしたが、双眼鏡で一目で分かりました。こいぬ座のプロキオンのすぐ左(約10度)にボヤッと見え、望遠鏡のファインダーでもなんとか存在が分かりました。
撮像処理は、カメラのファインダー中では見えず、撮像した画像を液晶モニターで確認しながらピントを出しました。次回は、パソコンと連動で撮像し、画像確認しながら狙いたい。
梅雨の晴れ間に素晴らしい彗星の姿を堪能できました。
肉眼では金星と木星しか確認できないような雲が全体に広がっていましたが、方角の見当をつけて何枚か撮影した中に、初めてとらえることができました。右上にプロキオン、左下にニート彗星があります。こんな雲の中でよく写ったものだと感心してしまいます。あきらめずに出かけていった甲斐がありました。