2007年の初日の出を見よう
ステラナビゲータ Ver.8で初日の出を再現
天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ Ver.8」で初日の出を再現してみましょう。
ステラナビゲータは大気による影響も含めて太陽の位置を正確に再現できます。ですから、さまざまな場所から見た日の出の時刻と方角を知ることができます。さらに、Ver.8からは初日の出の下調べにとても役立つ機能が加わりました。
それは、地平線の3D描画です。日本全国を50メートル間隔でカバーした、各地点の標高データから正確に地形を再現するので、山といっしょに初日の出を見たい、撮影したいという方には最適です。
また、空の色も、大気による光の散乱を計算して再現されています。1年に1回しかない、初日の出。ステラナビゲータ Ver.8でチェックを万全に行ってから臨みましょう。
再現方法
地形をなめらかに描画させるためには、あらかじめ最新(8.0b以降)のアップデータをダウンロードして更新しておいてください。
以下のファイル「sunrise2007.sns」をダウンロードします。
「sunrise2007.sns」
※「コンテンツ・ライブラリ」からもダウンロードできます!ステラナビゲータ Ver.8を起動し、場所を設定します(日時は設定する必要はありません)。
[ファイル]メニューから先ほどダウンロードしたファイルを開くと、場所の設定に応じて日の出の時刻が自動的に設定され、太陽のあたりを表示します。時刻を進めて初日の出のようすを見てみましょう。
[天体]メニューから[地形・地上風景]をクリックして、「地形・地上風景ダイアログ」を開いてください。[地形精度]のスライダを[概略]から[詳細]へ動かすことで、必要なだけ細かく地平線を描画することができます(ただし、詳細側にセットすると画面の描画にかかる時間は長くなります)。
また、地形データをインストールしていない場合には、地形が描画されません。地形データを追加インストールすると、地形を描画することができます。追加インストールの方法については、マニュアルの6ページを参照してください。
画面の表示範囲(視野)を広角にしている場合、太陽は実際のサイズより拡大されています。天体バーの[太陽・月]メニューから太陽を[実サイズ]表示させるとより正確に再現することができます。