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2012年
南東の空の高いところに秋の四辺形が見えている。この四辺形は天馬ペガススの胴体部分だ。大空高く駆けるペガススの姿を思い描いてみよう。南の空には「秋のひとつ星」と呼ばれる1等星フォーマルハウトがポツンと光っている。東の空には木星が上ってきており、そろそろ本格的な観測シーズンと言えそうだ。
毎月のように話題になっている明けの明星の金星は、今月は上旬にレグルスと大接近する。最接近する3日と4日は要注目だ。13日には細い月と並び、美しい夜明けの光景を楽しめるだろう。
中旬から下旬には夕空で火星とアンタレスが接近する。高度が低くやや見づらいが、空が暗くなり始めたら南西の空を見てみよう。赤い星が2つ、並んでいるのがわかるはずだ。
図は、15日の午後8時頃に、南に向かって見上げたときの星空です。
月初めは午後9時頃に、月末は午後7時頃に同じような星空になります。
- 上旬
- 金星とレグルスが大接近
- 5日（金）
- 月と木星が大接近
- 8日（月）
- 10月りゅう座流星群が極大
- 13日（土）
- 細い月と金星が並ぶ
- 下旬
- 火星とアンタレスが接近
- 21日（日）
- オリオン座流星群が極大
- 27日（土）
- 水星が東方最大離角
水星
| 上旬 | 中旬 | 下旬 | |
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| 等級 | -0.3 | -0.2 | -0.1 |
| 視直径 | 5.1" | 5.6" | 6.4" |
| 星座 | おとめ | てんびん | てんびん |
| 現象 |
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金星
| 上旬 | 中旬 | 下旬 | |
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| 等級 | -4.1 | -4.1 | -4.0 |
| 視直径 | 15.4" | 14.5" | 13.7" |
| 星座 | しし | しし | おとめ |
| 現象 | |||
火星
| 上旬 | 下旬 | |
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| 等級 | 1.2 | 1.2 |
| 視直径 | 4.8" | 4.6" |
| 星座 | てんびん | へびつかい |
| 現象 | ||
木星
| 上旬 | 下旬 | |
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| 等級 | -2.6 | -2.7 |
| 視直径 | 43.6" | 46.0" |
| 星座 | おうし | おうし |
| 現象 |
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土星
| 上旬 | 下旬 | |
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| 等級 | 0.7 | 0.7 |
| 視直径 | 15.4" | 15.4" |
| 星座 | おとめ | おとめ |
| 現象 |
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天王星・海王星
| 天王星（中旬） | 海王星（中旬） | |
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| 等級 | 5.7 | 7.9 |
| 視直径 | 3.7" | 2.3" |
| 星座 | うお | みずがめ |
| 現象 | ||
