2014年11月18日 しし座流星群が極大
しし座流星群が、11月17日から18日にかけての夜に見ごろとなる。テンペル・タットル彗星の通り道を毎年この時期に地球が通過し、そこに残されていたちりが地球の大気にとびこんで、上空100km前後で発光して見える。
大出現を見せた2001年以降目立った活動は見られないが、今年は月明かりのじゃまがほとんどない。未明ごろに木星とともにしし座が昇る東の空を中心に、空を広く見わたしながら気長に待ってみよう。
- 空の条件の良いところでは、1時間あたり10個前後の流れ星が見えると予想されています。町明かりで空が明るいところや建物があって視界が開けていないところでは、実際に見える流れ星はこの半分〜3分の1ほどになります。
- しし座は明け方に東〜南東の空に見えていますが、流れ星は空のどの方向にも飛ぶので、しし座のある方向だけでなく空を広く見渡すようにしましょう。
ムックやDVD映像、シミュレーションソフト(Windows、Mac対応)で、詳しい見え方や観察のポイントを確かめましょう。 → 「アストロガイド 星空年鑑 2014」