2015年
このところ流星群が話題になることが多くなってきているが、一年のうちで最も多くの流れ星が見えるのが12月中旬の「ふたご座流星群」。今年は15日未明にピークとなるので14日宵から15日明け方が一番の見ごろだ。月明かりのない絶好条件で大いに期待できる。寒さ対策を万全にして、たくさんの流れ星を数えよう。
明け方の空に見える金星・火星・木星は、秋に比べて間隔がかなり開いたが、今月も上旬に月との接近が見られる(4日:木星/6日:火星/8日:金星)。早起きして眺めてみよう。木星は大晦日の深夜から元日未明にも月と大接近する。また、同じく明け方の空に見えているカタリナ彗星(C/2013 US10)も探してみよう。
図は、15日の午後8時頃に、南に向かって見上げたときの星空です。
月初めは午後9時頃に、月末は午後7時頃に同じような星空になります。
- 12月
- カタリナ彗星が明け方に見える
- 4日(金)
- 月と木星が接近
- 6日(日)
- 月と火星が接近
- 8日(火)
- 細い月と金星が大接近
- 15日(火)
- ふたご座流星群が極大
- 下旬
- 火星とスピカが接近
- 23日(水)
- こぐま座流星群が極大
- 29日(火)
- 水星が東方最大離角
- 31日(木)
- 月と木星が大接近
水星
上旬 | 中旬 | 下旬 | |
等級 | -0.7 | -0.6 | -0.6 |
視直径 | 4.8″ | 5.3″ | 6.2″ |
星座 | へびつかい | いて | いて |
現象 |
金星
上旬 | 中旬 | 下旬 | |
等級 | -4.2 | -4.1 | -4.1 |
視直径 | 16.9″ | 15.8″ | 14.9″ |
星座 | おとめ | てんびん | てんびん |
現象 |
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土星
上旬 | 下旬 | |
等級 | 0.5 | 0.4 |
視直径 | 15.1″ | 15.2″ |
星座 | へびつかい | へびつかい |
現象 |
天王星・海王星
天王星(中旬) | 海王星(中旬) | |
等級 | 5.8 | 7.9 |
視直径 | 3.6″ | 2.2″ |
星座 | うお | みずがめ |
現象 |
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