2018年10月9日 10月りゅう座流星群が極大

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10月9日、10月りゅう座流星群の活動が極大となる。月明かりの影響はないが、活動が低調なので、出現数は空の条件の良いところでも1時間に数個程度となりそうだ。

星図

10月9日、10月りゅう座流星群の活動が極大となる。予測極大時刻は午前9時ごろと日中なので、8日深夜から9日明け方が一番の見ごろとなる。

1933年や1946年には1時間あたり数千個もの大出現を見せたこともあり、近年も1985年、1998年、2011年と13年周期でかなり活発な活動が見られているが、その周期に当たっていない今年は、活動は低調とみられている。新月で月明かりの影響がまったくないという点では好条件だが、それでも空の条件の良いところで1時間あたり数個程度の出現と予想される。対地速度が遅いので、ふわっとした印象を受けるだろう。

この流星群は、以前は「ジャコビニ流星群」とも呼ばれていた。その名の通り、母天体は、先月太陽や地球と最接近し7等前後まで明るくなったジャコビニ・チンナー彗星(21P)だ。彗星は現在も8等前後で冬の大三角あたりに見えるので、こちらにも注目してみよう。

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