2024年8月18日 はくちょう座κ流星群が極大

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2024年8月18日、はくちょう座κ流星群の活動が極大となる。小規模な流星群なので数が少なく、月明かりの影響が大きいため条件は良くない。

星図

8月18日、はくちょう座κ流星群の活動が極大となる。極大時刻は4時ごろと予測されており、17日の宵から18日の明け方が見ごろとなる。速度が遅めでゆっくりと流れるのが特徴だ。

満月前の明るい月が3時ごろまで夜空を照らすため条件は良くない。月没から薄明開始までの1時間ほどは暗夜だが、放射点が低くなっている。とはいえ、もともとこの流星群は1時間あたり数個程度と小規模なので、好条件でも多く見えるわけではない。目にできればラッキーくらいの気楽さで眺めよう。極大は過ぎたがペルセウス座流星群の流れ星がまだ見える可能性もある。星座を探したり接近中の火星と木星を観察したりしている合間に、流れ星も少し気にかけておこう。