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2019年10月22日 オリオン座流星群が極大

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10月22日、オリオン座流星群の活動が極大となる。下弦の月が夜空を照らしているため、出現数は少ないとみられる。

星図

10月22日、オリオン座流星群の活動が極大となる。予測極大時刻は午前8時と日の出後なので、22日の未明から明け方にかけてが見ごろとなるが、この時間帯には下弦の月が夜空を照らしているので、条件は良くない。

空の条件の良いところでは1時間あたり5～10個程度、空が明るいところや視界が開けていないところでは数個ほど見えると予想される。観測するなら防寒の準備を万全にして、月から離れた方向を中心に広く空を見渡そう。ピークがなだらかな流星群なので、月明かりの影響が小さくなる極大日以降も要注目だ。

母天体は5月のみずがめ座η流星群と同じくハレー彗星で、ハレー彗星の軌道は年に2回地球の軌道と近づいていることになる。そのハレー彗星の通り道を毎年この時期に地球が通過することで、そこに残されていた塵が地球の大気に飛び込み、上空100km前後で発光して見えるのが流星群の流れ星だ。

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