毎週土曜開催!八ヶ岳で冬の星空ツアー

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八ヶ岳山麓の素晴らしい星空をナビゲーターが案内するツアー「スターラウンド八ヶ岳 ウィンターシーズン」が賑わっている。天文ファンも満足のツアー内容をレポート。

【2020年1月8日 星ナビ編集部

取材・報告:イラストレーター・由女(連載「星の召すまま」) 撮影:田口正寛

「スターラウンド八ヶ岳 ウィンターシーズン」とは、山梨県の八ヶ岳山麓で公認ナビゲーターが星空を案内する観察ツアー。2019年12月から2020年2月まで毎週土曜日に実施されています。

八ヶ岳は避暑地として夏の観光スポットのイメージがありますが、冬の八ヶ岳は星空がまぁ綺麗!という声に導かれ行ってきました。会場である「美しの森テラス(清里高原ホテル・12月7日、14日)」と「雪の天空テラス(サンメドウズ清里スキー場・12月21日~2月中)」は、どちらもJR清里駅から車で10分ほどと好アクセスにもかかわらず、それぞれ標高が1450m、1900mあり、澄んだ星空が期待できます。

私は12月28日にサンメドウズ清里スキー場でのツアーに参加しました。室内での説明の後、10分ほどリフトに乗って雪の天空テラスに到着。マイナス10℃(!)ととても寒いですが、天候にも恵まれキラッキラッの最高の空です。ブランケットの無料レンタルがあり、寝転がって星を見られるのも良かったです。

事前レクチャー
まず室内で星空観察の注意点やポイントを案内した後、リフトに乗って星空の下へ

前半はナビゲーターによる星空案内、後半は望遠鏡や双眼鏡で自由に観察できます。三脚を立てて撮影している方もちらほら。星はとにかくキレイだけど、ブルブルブル、激寒~となってきたころ「そろそろ降ります~」の声がかかります。滞在時間は約30分。短いと思うかもしれませんが、個人的には満足度は充分!

星空案内の様子
およそ30分の観望のあと夜景と星を見ながらリフトで降り、後ろ髪引かれつつ、心はホクホクになって帰路につきました

「スターラウンド八ヶ岳」は、八ヶ岳山麓の宿泊施設やリゾート施設が広く連携して取り組んでいるプロジェクトです。私は当日中に列車で東京まで帰りましたが、星空ツアー付き宿泊プランを用意しているホテルもあり、ゆったり泊まっていくのもオススメ。星ナビ3月号の連載「星の召すまま・拡大版」で詳しくレポートしますので、そちらもあわせてぜひご覧ください。

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