2021年12月下旬 水星と金星が接近

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12月下旬ごろ、夕方の西南西の低空で、水星と金星が接近する。最接近は12月29日ごろ。

星図

12月下旬ごろ、夕方の西南西の低空で、水星と金星が接近して見える。

最接近は12月29日ごろで、5度未満まで近づき、前後数日間は双眼鏡の同一視野内で見ることができる。金星を目印にして水星を見つける好機だ。日の入り30分後の高度が10度未満とかなり低いので、西南西の空が開けたところで観察しよう。双眼鏡を使うと見やすくなる。

金星は今後、1月9日の内合を経て、1月中旬ごろからは「明けの明星」として明け方の東南東の空に見えるようになる。