星座八十八夜 #10 北極星だった星を持つ「りゅう座」

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神話では「金のリンゴ」を守っていた竜が、今は〈こぐま座〉を守るように、〈りゅう座〉として北の空を回っています。

【2023年8月1日 アストロアーツ

星座八十八夜

「スマホで楽しむ星空入門」より抜粋)

見どころ

〈りゅう座〉は、北極星のすぐそばで、〈こぐま座〉をとり囲むように、長い体をくねらせています。あまり明るい星がないので、竜の頭を見つけてから、星図をたよりに胴体の星をさがすのがよいでしょう。

竜の頭の見つけ方は、まず北の空を見上げて、「夏の大三角」の星のひとつである〈こと座〉のベガと、北極星をさがします。ベガから北極星の方へ3分の1ほど進んだところの右側をさがすと、ひしゃげた四辺形が見つかります。この中で最も明るい星が、竜の眼の星エルタニンです。

りゅう座

〈りゅう座〉には流星群の放射点(流星の中心)が2つあります。毎年1月4日ごろに出現する流星群は、放射点のあたりに昔「壁面四分儀座」という星座があったので、「しぶんぎ座流星群」と呼ばれています。毎年10月8~9日ごろの「10月りゅう座流星群」の方は、流星群のもとになっている彗星の名前をとって、「ジャコビニ流星群」と呼ばれることもあります。

星座の物語

ギリシア神話でよく知られているのが、ヘルクレスの11番目の冒険です。ヘスペリデスの園にある金のリンゴをさがす冒険で、リンゴの木を守っているのがこの竜の怪物=ラドンです。ちなみに、旅の途中でヘルクレスが出会ったのが、天をささえる巨人アトラスでした。アトラスは〈うしかい座〉のモデルです。

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