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【12月17日発売】ムック「星のギリシア神話研究」

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プラネタリウムや星座解説でよく耳にするギリシア神話。その背景と文化を訪ねる旅へ誘うムック「星のギリシア神話研究　星座を彩る物語と文化　～エーゲ海の風～」が発売されました。

【2024年12月17日 星ナビ編集部】

プラネタリウムの解説や星座の本でギリシア神話に触れている方も多いでしょう。そこで語られるストーリーからは、メソポタミアに始まって、古代エジプトや古代ギリシアに広まった文化や歴史的な背景を垣間見ることができます。

月刊「星ナビ」では2018年5月号から、早水 勉さんによる不定期連載「エーゲ海の風」をスタート。ギリシア神話を、文化・天文学・古代史の観点から幅広く紹介、考察してきました。2025年3月号の最終回（予定）までの31回分と、2022年6月号の特集「88星座の制定」を合わせた全32章からなるムック「星のギリシア神話研究　星座を彩る物語と文化　～エーゲ海の風～」を、2024年12月17日に発売します。

表紙と目次
ムックの表紙（左）と目次（右）。画像クリックで表示拡大

早水 勉さんは佐賀市星空学習館勤務で、星食観測・研究をライフワークとして活動し、日本天文学会天文功労賞、国際表彰「ホーマー・ダボール賞」を受賞しています。一方で古代ギリシアを中心とする天文学史にも造詣が深く、ウェブサイト、「HAL星研」に、「星のギリシア神話研究」の抜粋をまとめた「星座の神話 定説検査」を公開中です。

星ナビ誌面ではモノクロページの掲載が主でしたが、ムックでは全ての図版をカラーで掲載しています。物語の生まれた背景を広く俯瞰することで、神々や英雄たち、舞台についてより深く理解できます。およそ3000年前の人々が星空に描いた壮大な群像劇と、そのバックグラウンドを訪ねてエーゲ海への旅に出発しましょう。

サンプルページ1
第1章「メソポタミアからギリシアへ 現代星座のルーツをたどる」。画像クリックで表示拡大

サンプルページ2
第12章「芸術家を魅了する女神のヌード タブーを超えたアフロディーテ」。画像クリックで表示拡大

《ムック「星のギリシア神話研究　星座を彩る物語と文化　～エーゲ海の風～」》

「星のギリシア神話研究」発売記念トーク（配信アーカイブ）

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