ステラショット1.5bアップデータ公開 カメラ8機種とQHY5-IIに対応

このエントリーをはてなブックマークに追加
天体撮影ソフトウェア「ステラショット」をアップデートする「1.5bアップデータ」を公開しました。新たにキヤノン6機種およびニコン2機種のカメラと、QHYCCDのオートガイダー QHY5-IIに対応しています。

【2016年11月21日 アストロアーツ

天体撮影ソフトウェア「ステラショット」は、赤道儀とデジタルカメラをPCから同時制御して、撮りたい天体を手軽に撮影できるソフトです。カメラのライブビューをPCの画面に表示したり、天体導入のずれをワンタッチで補正したり、導入と撮影のスケジュールを組んで「自動巡回撮影」を実現できたりするなど、野外での天体撮影を楽にしてくれるさまざまな機能が搭載されています。

今回の1.5bアップデータでは、新たにキヤノン EOS-1D X Mark II / EOS 5D Mark IV / EOS 5Ds / EOS 5Ds R / EOS 80D / EOS Kiss X80と、ニコン対応版向けとしてニコン D5 / D500の制御に対応いたしました。さらに、QHYCCDのオートガイダー QHY5-IIにも対応いたしました。

ステラショット1.5bでモザイク撮影の構図検討をする様子 ステラショット1.5bでモザイク撮影の構図検討をする様子。クリックで拡大

ステラショットで機器の接続から天体導入・導入補正を行い、オートガイド撮影を行う様子を動画で紹介

その他、不具合修正も多数盛り込まれておりますので、ステラショットをお使いのすべてのお客様にインストールをお勧めします。

アップデータのインストール方法

  1. 下記のいずれかの方法で1.5bアップデータファイルをダウンロードします。
  2. 「ステラショット」で[Alt]キーを押してメニューを表示し、[ヘルプ]→[ステラショットの更新確認]から
  3. 製品ページ内「アップデータ」ページから
  4. 1.5bアップデータファイル(St1up15a.exe)を、「ステラショット」が起動されていない状態で実行します。

詳しくは、ステラショット「アップデータ」ページをご覧ください。ご不明な点は製品サポートページを参照のうえお問い合わせください。

《1.5bアップデータの詳細》

◆ 機能追加

  • キヤノン EOS-1D X Mark II / EOS 5D Mark IV / EOS 5Ds / EOS 5Ds R / EOS 80D / EOS Kiss X80のカメラ制御に対応
  • 【N】ニコン D5 / D500のカメラ制御に対応
  • QHYCCD オートガイダー QHY5-IIの制御に対応
  • 2017年1月1日のうるう秒を追加

キヤノン EOS 5D Mark IV/ニコン D5 キヤノン EOS 5D Mark IVとニコン D5

◆ 修正された主な不具合

  • オートガイド開始時にオートガイダーの回転角を検出できないと、以降のオートガイドが正しく動作しない
  • キヤノン EOS Kissシリーズの海外版機種を接続できない
  • ニコン D810Aなど画素数の大きな機種で撮影した画像が再生画面に表示されないことがある

【N】:「ステラショット1.2」または「ステラショット1.2・ニコン追加パック」のニコンカメラ機能に関する変更点

ステラショット1.0(初版)をお使いの方へのご注意

ステラショット 1.0(初版)に1.5bアップデータをインストールした場合、ソフトウェアのバージョン情報は「ステラショット1.5(1.5bアップデータ)」となりますが、ニコンカメラの制御機能はこのアップデータでは追加されません。従いまして、上記の変更点リストで【N】と表記されているニコン関連機能の追加・修正点もステラショット1.0(初版)には入りません。

マニュアルPDF 第2版を公開

ステラショットの製品マニュアルを改訂し、PDFファイルで公開いたしました。初版以降に追加されたニコンカメラ制御機能やオートガイダー制御機能について追記されていますので、アップデータと併せてご参照ください。


製品紹介・ご購入

ステラショットについて、詳しくは製品ページをご参照ください。

ステラショット製品ページ

ステラショットのご購入についてはご購入ページをご参照ください。

ステラショット購入ページ

〈関連リンク〉

関連記事