星ナビ
2014年9月号

⭐ 主な内容

パオナビスペシャル 宇宙がぐんと近くなる「2014夏のイベント大特集」

「はやぶさ2」の打ち上げを前に、宇宙・天文イベントがまるで花火のように各地で盛大に打ち上げられている。気になる情報をチェックして、しっかり予定をたてておこう。星三昧の夏に乗り遅れるな!

古天文よりみち紀行6 夜更かしして月の出を見る「江戸の二十六夜待」

江戸の人々が月齢26の月の出を待って夜更かしするお祭りがありました。未明まで辛抱強く待っていなければならないのですが、多くの町民にとっては、お月見を口実に夜更かしする楽しいイベントだったようです。

機材セレクション 注目の天体写真カメラ

あえて画素数を抑え、ISO 409600を達成したフルサイズミラーレスカメラ「最高感度ISO 409600の革命『SONY α7S』」と、センサーや画像処理エンジンはD4と同等の「クラシカルな外見に本物の画質『Nikon Df』」を試用レポート。

天文学の20世紀 近代天文学の開拓者たち 第4回「カール・シュバルツシルト」

アインシュタイン方程式を解き、ブラックホールの理論を提唱したドイツの天文学者シュバルツシルト。42歳という若さで亡くなった彼の短い生涯と、現代宇宙論へ与えた影響、後の天文学者へ引き継がれた功績を紹介します。

極大期に入った太陽を知る 3「黒点の増減と太陽活動」

太陽にはさまざまな活動があります。周期を持つものとしては太陽黒点の11年変動、太陽自転の影響など、周期的でないものは太陽フレアやCME(コロナ質量放出)などです。今回は主に黒点の周期活動を取り上げます。

新連載 デジカメで撮ってステライメージで仕上げる「星の写真調整」 01「星の写真はレタッチが必須」

天体写真は「ステライメージ」や「フォトショップ」などのフォトレタッチソフトで調整が加えられています。なぜ天体写真には調整が必要なのか、どのような効果があるのかを、天体写真ビギナーにもわかりやすく解説していきます。
「デジカメで撮ってステライメージで仕上げる 星の写真調整」動画解説と画像サンプル

今月の視天 久しぶりの肉眼等級「いるか座新星」観測キャンペーンを終えて

🌛 News Watch

  • プラネタリウム番組「ダークユニバース」で地上から深宇宙への旅
  • 「第6回星空案内人の集い」と「第4回JAAAミーティング2014」

🌠 コーナー連載

  • 天体写真の世界 宇宙は美しい 68「北アメリカ星雲」
  • ビジュアル天体図鑑 No.116「さくらい天体」
  • KAGAYA通信 Vol.72「史上最大の展示会」
  • アクアマリンの誌上演奏会 Stage157「伸び縮みする大三角」
  • 天文学とプラネタリウム 第124回「宇宙に触れる機会」
  • ブラック星博士のB級天文学研究室 5発目「公開天文台!」
  • 三鷹の森 166「ヘルシンキへ向かうの記」
  • 新天体発見情報 108
  • 金井三男のこだわり天文夜話 第百六十四話「夜空にそびえる光のピラミッド」
  • Observer's NAVI
  • ネットよ今夜もありがとう
  • 世界さすらい星歩き 20「ペルーの天文学と日本人」
  • やみくも天文同好会
  • 飲み星食い月す #169「夏の宇宙イベントでミュージアムショップを狙え!」
  • 銀ノ星 四光子の記憶 136「縄文の星空」
  • 9月の星空
  • 9月の月と惑星の動き
  • 9月の天文現象カレンダー
  • 9月の注目天文現象
  • NEWS CLIP 天文界の最新ニュースを解説
  • 新着情報
  • 星ナビひろば 読者の投稿・会誌会報コーナー
  • ギャラリー 読者の写真・イラスト作品などを掲載

☔ お詫びと訂正

p45、48~49 パオナビスペシャル「2014夏のイベント大特集」

p45、p48 写真のクレジットに誤りがありました。

誤:岡山天体物理観測所

正:国立天文台 岡山天体物理観測所

p48 「いわて銀河フェスタ」のイベント内容に誤りがありました。

誤:アンテナツアー、スパコンツアーなどの人気企画は整理券を当日配布します。

正:人気企画のアンテナツアーはくじ引き、スパコンツアーは整理券を当日配布します。

p49 本文の解説に誤りがありました。

誤:全国4か所にある国立天文台VERA観測局では、特別公開で「アンテナツアー」を実施しており、…

正:全国4か所にある国立天文台VERA観測局では、特別公開で「アンテナツアー」を実施しており(人数限定。小笠原局は未定)、…

誤:VERA入来観測局の特別公開では、鹿児島大学の学生たちによる…

正:VERA入来観測局の特別公開では、鹿児島の大学生たちによる…

関係者の皆さま、読者の皆さまにお詫びし、訂正いたします。

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宇宙のイベントがたくさん
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月齢26の月の出を見る行事
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最高感度ISO 409600「ソニー α7S」
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ブラックホールの生みの親、シュバルツシルト
(イラスト/高部哲也)
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北海道でKAGAYA展