星ナビ
2014年10月号

⭐ 主な内容

ロケット打ち上げを見に行く

「…… 3、2、1、0」無音のまま上昇するロケット。遅れて聞こえてくるバリバリバリという特有の轟音……。日本はロケット打ち上げを自国内で見学することができる恵まれた国なのです。今年だけでもすでに2回の打ち上げが行われ、10月には「ひまわり8号」が打ち上げられます。その次はいよいよ「はやぶさ2」の打ち上げです。

秋の夜空に今年最高の天文ショー 10月8日 皆既月食

9月8日の中秋の名月から1か月後の10月8日。再び巡ってきた満月は中秋の名月以上に特別だ。まるで、まん丸のおせんべいが何者かに食べられるかのように、満月が欠けていき赤銅色の月に変身する「皆既月食」が起こる。どのように起こるのかを解説し、観察・撮影方法をガイドする。

機材セレクション 高感度革命始まる「ソニー α7S」

最高感度409600を誇るフルサイズミラーレスカメラ「ソニー α7S」は、はたして天体撮影にどのような適性があるのだろう。先月号に引き続きその詳細を多角的に調べてみた。

天文学の20世紀 近代天文学の開拓者たち 第5回「エドウィン・ハッブル」

20世紀の天文学最大の貢献者はエドウィン・ハッブルでしょう。天の川銀河のほかにも似たような星の大集団(銀河)が宇宙に無数に存在すること、さらにこの宇宙が時々刻々と広がっていることの発見は、現在の宇宙論の基礎になっています。

極大期に入った太陽を知る 4「太陽の彩層はどのように観測されてきたか」

太陽の彩層に見られるダイナミックな変化は、表面に分布する磁場によるものだ。コロナやフレアにも影響を与える磁場の変化を観察するには、Hα線やCa K線などの波長を通すフィルターが有効である。

星の写真調整02「ヒストグラムを読み解く」

写真は画素の集まりでできています。ひとつひとつの画素は、その明るさに合わせて数値化されています。これらの数値がどのような分布になっているのかを示す「ヒストグラム」を読み解くことで、写真の性質を知り、調整に活かすことができます。
「デジカメで撮ってステライメージで仕上げる 星の写真調整」動画解説と画像サンプル

パオナビニュース 子どもたちへ夢と未来を―「はやぶさ2」実物大模型

🌛 News Watch

  • 感動を再び…プラネタリウムで「HAYABUSA 2」の全貌
  • クラブを登録して系外惑星系の名付け親になろう

🌠 コーナー連載

  • 天体写真の世界 宇宙は美しい 69「カシオペヤ座M52付近」
  • ビジュアル天体図鑑 No.117「タイタン」
  • KAGAYA通信 Vol.73「北見展示会のクライマックス」
  • アクアマリンの誌上演奏会 Stage158「あなたの星座のイイところ」
  • 天文学とプラネタリウム 第125回「人は太陽系をどう見つめてきたか」
  • ブラック星博士のB級天文学研究室 6発目「研究室長 近況報告大会」
  • 三鷹の森 167「ヘルシンキへ向かうの記II」
  • 新天体発見情報 109
  • 金井三男のこだわり天文夜話 第百六十五話「皆既月食の雑学」
  • Observer's NAVI
  • ネットよ今夜もありがとう
  • 世界さすらい星歩き 21「ボリビアで宇宙に立つ」
  • やみくも天文同好会
  • 飲み星食い月す #170「レトロ風な蒸気機関車が石炭積んで ごとごと走る」
  • 銀ノ星 四光子の記憶 137「近地点の満月」
  • 10月の星空
  • 10月の月と惑星の動き
  • 10月の天文現象カレンダー
  • 10月の注目天文現象
  • NEWS CLIP 天文界の最新ニュースを解説
  • 新着情報
  • 星ナビひろば 読者の投稿・会誌会報コーナー
  • ギャラリー 読者の写真・イラスト作品などを掲載

☔ お詫びと訂正

p16~17 「10月の月と惑星の動き」

「月と惑星の位置」「惑星の軌道上の位置」を示す星図に誤りがありました。正しい画像は以下のとおりです。

■月と惑星の位置
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■惑星の軌道上の位置
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読者の皆さまにお詫びし、訂正いたします。

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打ち上げを見に行くには
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全国的に皆既月食
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最高感度ISO 409600「ソニー α7S」
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エドウィン・ハッブル
(イラスト/高部哲也)
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太陽のダイナミックな活動
(提供/NASA/TRACE)