2015年11月5日(木)発売
⭐ 主な内容
- 今年は条件絶好「絶対流れるふたご群」
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三大流星群のひとつ、ふたご座流星群が12月5日から18日にかけて活動する。今年は極大となる15日未明に月明かりの影響がない好条件だ。流星群の極大が新月前後に重なるのはおよそ3年に1度。来年は満月に当たるため、なおさら今年は見逃せない。観察のコツから流星写真撮影、合成のテクニックまで解説する。
- 強くて硬い可搬大型赤道儀「スカイウォッチャーEQ8 GOTO」
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EQ8は、スカイウォッチャー社のドイツ式赤道儀ラインナップの最上位に位置する最大搭載荷重約50kgの大型赤道儀。デュアルエンコーダーを搭載し、シンスキャンシステムにより自動導入や極軸設定、PPECなどに対応し、多彩な機能を備えている。最も重い専用三脚が約30kgなので移動観測も可能だ。
- 日食カウントダウン 2016年3月9日インドネシア皆既日食まであと4か月
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インドネシアを観測地としたクラブツーリズムやセブンカルチャーネットワークの星ナビ協賛ツアーには、キャンセル待ちになっているコースもある。残席状況は日々更新されているので各旅行会社に問い合わせてほしい。今回は各ツアーコースの観測地を紹介しよう。
- 天文学の20世紀 近代天文学の開拓者たち 第19回「早川幸男」
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10月号で紹介した林忠四郎博士と並ぶ、日本の天体物理学の草分け的な存在を紹介しましょう。宇宙線、X線天文学の研究ばかりでなく、ロケットを使った宇宙空間からの天体観測を大きく推し進め、日本の宇宙観測の牽引者という重要な役割を果たした早川幸男博士です。
- 星の写真調整16「粗れた画像を「ぼかし」で滑らかに」
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これまで写真をシャープに見せる空間フィルタを解説してきましたが、それとは逆に写真をわざと「ぼかす」ことで、粗い写真やノイズが多い写真を滑らかに見せることができます。「スムース系」あるいは「ぼかし系」と呼ばれるフィルタです。
- 天文台マダムがゆく 拡大版「ロケットを打ち上げてご奉納!秩父市吉田・椋神社の龍勢祭り」
🌛 News Watch
- 祝!ノーベル賞「ニュートリノ振動ってなんだろう?」
- 長野県阿智村「天空の楽園」日本一の星空でナイトツアー
🌠 コーナー連載
- 天体写真の世界 宇宙は美しい 83「ぎょしゃ座の星団と星雲」
- ビジュアル天体図鑑 No.131「ハニー天体」
- 由女のゆるゆる星空レポ 星の召すまま 第13回「夢心地☆生演奏プラネタリウム」
- 星をたずねて1万3000km 自転車日本一周 第7回「四国で触れた助け合いの文化」
- KAGAYA通信 Vol.87「帆船で見る星空」
- アクアマリンの誌上演奏会 Stage172「星仲間とスター☆パーティ!」
- 天文台マダムがゆく 拡大版 その3「ロケットを打ち上げてご奉納!秩父市吉田・椋神社の龍勢祭り」
- ブラック星博士のB級天文学研究室 20発目「ハンターを狙うハンター」
- 天文学とプラネタリウム 第139回「ニュータイプ天文学」
- 三鷹の森 181「プリンストン訪問」
- 新天体発見情報 123
- 金井三男のこだわり天文夜話 第百七十九話「オライオンの主星ベトウルジョウザイ」
- Observer's NAVI
- ネットよ今夜もありがとう
- やみくも天文同好会
- 飲み星食い月す #183「ロケットの街 種子島からはじけて宇宙へ飛び出そう」
- 銀ノ星 四光子の記憶 151「天文台で中秋の観月」
- 12月の星空
- 12月の月と惑星の動き
- 12月の天文現象カレンダー
- 12月の注目天文現象
- NEWS CLIP 天文界の最新ニュースを解説
- 新着情報
- 星ナビひろば 読者の投稿・会誌会報コーナー
- ギャラリー 読者の写真・イラスト作品などを掲載
☔ お詫びと訂正
p26 天文現象カレンダー
ペルセウス座ベータ星アルゴルの極小の日時に誤りがありました。
誤:5日 01時10分/7日 21時59分/10日 18時48分/27日 23時42分/30日 20時31分
正:4日 04時44分/7日 01時33分/9日 22時33分/12日 19時11分/27日 03時17分/30日 00時06分
読者の皆さまにお詫びし、訂正いたします。
p41 スカイウォッチャーEQ8 GOTO
メーカー名の表記に誤りがありました。
誤:SBIC
正 SBIG
SBIG社、読者の皆さまにお詫びし、訂正いたします。