スペースシャトル・エンデバー打ち上げ成功毛利さん2度目の宇宙へ
【2000年2月12日】
宇宙開発事業団の毛利衛宇宙飛行士搭乗の、スペースシャトルエンデバーSTS-99が、日本時間2月12日2時43分40秒にケネディ宇宙センターから無事打ち上げられた。毛利氏のシャトル搭乗は、1992年9月のSTS-47スペースラブ-Jミッションに続き2度目。
打ち上げに際しては、 インターネットによるNASA-TVに加え、NHK総合とNHK衛星第1にても同時通訳つきのライブ中継が行われた。
今回のミッションの目的は主に2つ。ひとつはシャトル搭載のレーダーにより、高精度の地球の立体地図を作成すること、もうひとつは、シャトル搭載のデジタルカメラにより中・高校生が地球を撮影するEarthKAM教育プログラムだ。
11日間の飛行期間の中では、鹿児島県の小中学生と毛利さんが交信する音声イベントや、政府要人との会見なども予定されている。
NASA-TVでは、これらのイベントの中継を含め、シャトル飛行期間内に関連した様々な番組が放送される予定になっている。
また、再開された宇宙開発事業団のWebPageでは、ピラミッド型の反射板を複数置いて文字や図形を地図に刻みこむという、反射実験教育プログラム「スペースシャトルの毛利さんにメッセージを送ろう!」の参加グループの募集がはじまっている。
<参考>
・ 宇宙開発事業団 -
反射実験教育プログラム「スペースシャトルの毛利さんにメッセージを送ろう!」の参加グループの募集
・ NASA-TV
- ライブ中継接続先
・ 毛利シャトル連載第1回 エンデバー打ち上げライブ中継を見てみよう
・ 毛利シャトル連載第2回 毛利さんの乗るエンデバーを見つけてみよう
・ 毛利シャトル連載第3回 EarthKAMでシャトルに乗った気分に!