日本科学未来館に「メガスターII」登場、7月から一般公開

【2004年4月23日 日本科学未来館

東京お台場の日本科学未来館に、今年7月、世界最多500万個の恒星を映し出すプラネタリウム「メガスターII cosmos」が登場する。

日本科学未来館とプラネタリウム開発者の大平貫之氏によって共同開発されたプラネタリウム「メガスターII cosmos」の最大の特徴は、投影される恒星数が500万個の大台を達成したことだ。一般のプラネタリウムの星の数は数千から数万個、既存のメガスターIIでも最大410万個だった。12等級以上、500万個の星の投影で、天の川や星団など、より一層リアルな星空が再現されるはずだ。この500万個の恒星からなるプラネタリウムについては、現在ギネス・ワールド・レコードに申請手続きが行われているとのことだ。

また、新たに惑星投影機や太陽投影機も開発され、よりトータルシステムとしての完成度を高めている。

「メガスターII cosmos」の一般公開は7月11日から。日本科学未来館6階の全天周映像ドームシアター「ガイア」に常設される。