【アストロアーツ製品情報】ステラナビゲータのコンテンツ・ライブラリで「地球の出・入り」を公開

【2007年11月20日 アストロアーツ】

アストロアーツの天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ」のコンテンツ・ライブラリで、月周回衛星「かぐや」が撮影した「地球の出・入り」のようすを再現するアニメーションを公開いたしました。また、月面上の2点(雨の海、オリエンタル海)から地球を見たようすを再現するアニメーションも公開いたしました。


(オリエンタル海から見た地球の出入りを再現した画像)

オリエンタル海から見た地球。クリックすると動画を再生(wmv形式、476KB、15秒)

月はいつでも同じ面(表側)を地球に向けているので、月の表側のほとんどの場所ではいつでも地球を見ることができ、反対に裏側のほとんどの場所では常に地球が見えません。「雨の海」は月の表側にあるので、地球は沈むことなく常に見えています。

また、表裏の境界あたりでは、秤動という揺れ動きのために、地球が見えたり見えなかったりします。「オリエンタル海」は表裏の境界あたりにあるので、地球の出入りが見えることになります。

今月7日に「かぐや」がとらえた地球の出は、月の北極あたりを裏から表へ移動する際に撮影されたもので、地球の入りは南極あたりを表から裏へ移動する際に撮影されたものです。衛星が月の表裏の境界を移動することで、人工的な地球の出入りがあるように見えているのです。

「ステラナビゲータ」は、美しい星空や日食・月食、流星群などの天文現象や未体験の宇宙映像をパソコン画面に再現する天文シミュレーションソフトウェアです。「コンテンツ・ライブラリ」機能(Ver.8より搭載)を利用すると、天文現象を再現するアニメーションやプラネタリウム番組、天体のデータなど、新しいコンテンツをインターネット経由でダウンロードしてステラナビゲータにインストールすることができます。ステラナビゲータ Ver.8以降をご利用の方は、コンテンツ・ライブラリから各コンテンツをダウンロードしてお楽しみください。

※「月から見た地球の出・入り」について、11月16日公開のものから内容を修正し、アニメーション表示といたしました。静止画バージョンをダウンロードされたユーザ様は、再度ダウンロードをお願いいたします。