今年で13回目を迎え恒例となった「CCD Astronomy Network」の年会（CANP '10）が、6月26日からの2日間にわたり兵庫県佐用郡の西はりま天文台で開催されます。

天体写真の撮影や画像処理で活躍する講師がセミナー形式でノウハウなどを分かりやすく説明するプログラムで、毎年多くの参加者でにぎわっています。

近年では冷却CCDのみならず、デジタル一眼レフカメラによる撮影もCANPの主要な話題になっていますので、初心者からベテランまで楽しめることも特徴のひとつです。昨年もCANPに初めて参加された方が半数近くもいらっしゃいましたが、すぐにうち解けて楽しい会になりました。今年も大いに盛り上がることを期待しています。

会場の西はりま天文台では口径2mの望遠鏡「なゆた」を見学することができ、さらに、天気が良ければ実際に天体を見ることもできるかもしれないとのことです。お誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。

■ タイトル：

CANP '10

■ 日時：

2010年6月26日（土）13:00 〜 27日（日）12:00

■ 会場：

兵庫県佐用郡 西はりま天文台
姫路駅からのチャーターバスあり（片道2,000円）　※最少催行人員15名

■ 参加資格：

CANの会員であること（会費無料）
未入会の方は、下記「参加申し込みページ」の「CAN会員でない方」より、入会とCANP '10参加手続きを同時に行えます

■ 参加費：

(A) 2日間すべて参加　8,000円

(B) 1日目だけ参加（懇親会参加、宿泊なし）　5,000円

(C) 1日目だけ参加（懇親会不参加、宿泊なし）　2,000円

(D) 1日目の途中から参加（懇親会不参加、宿泊あり）　5,000円

(E) 2日目だけ参加（食事なし、宿泊なし）　2,000円

■ 申込み方法：

CANP2010参加申し込みページ内から、入力フォームに必要事項を記入の上、お申し込みください

■ 申込み締切：

5月15日（土）

■ 取り消しについて：

お申込者のご都合によるキャンセルの場合には、原則として参加費は返金できません。ただし、後日、会計の結果次第で一部返金できる場合もございます。
なお、返金の節は振込手数料をご負担いただきますのでご了承ください

■ 内容：

以下は予定です。最新の詳細情報は下記「参加申し込みページ」の「講演プログラム」をご覧ください

□ 6月26日（土）

• オープニングセッション
• 画像処理の基本（ステライメージを使った画像処理の流れ）
• 招待講演
• 注目機材のトピックス
  • フランジ型電動Focuser : β-SGRの開発と展望
  • QSIとSBIG「ST-8300」使用レポート
• 美しい天体写真を得るための目標設定と手段
  • 美しい星雲写真を得るための基礎知識から雑誌入選まで
  • 系外銀河を美しく正確に仕上げる（仮）
• 懇親会
• フリーディスカッション、なゆた見学など

□ 6月27日（日）

• 卓越した画像処理にむけて
  • 高詳細な月面画像を得るためのモザイク合成テクニック（仮）
  • Photoshopの基礎　〜分子雲の描写を題材にして〜（仮）
  • 冷却CCDとデジカメを比較して
  • 招待講演「研究手段としての天体写真と画像解析技術 〜アマチュア写真との相違 〜（仮）」
• クロージングセッション