冷却CCDコミュニティ「CAN」では、毎年行っているカンファレンス「CANP」の内容を一新し、冷却CCDと一眼デジタルカメラが並列に取り上げた講座を開催する。

初日は基調講演に始まり、入門講座では、機材選びからその使いこなし、撮影の方法、画像処理ソフトウェアや画像処理の方法が紹介される。また、2日目には、受講者の作例を見ながら、問題点の解決方法などが紹介されるほか、応用講座では、高解像度の実現とSNバランス、正確なカラーバランス、自動撮像・遠隔操作の方法が紹介される。

講師には、CCDによる天体写真の開拓者である岡野邦彦氏、RAP開発者の古庄歩氏、ステライメージの開発主任である上山治貴氏が予定されており、日ごろの疑問や問題点を直接上級者にたずねることができる貴重な機会にもなるだろう。

なお、CANPへの参加の申し込みは、日帰りコースが5月30日まで、宿泊コースが4月15日（水）まで（宿泊コースは定員になり次第受け付け終了）。注意点などその他詳細は、以下およびCANP '09の参加申込みページを参照のこと。

■ タイトル：

CANP '09

■ 日時：

7月4日（土）、5日（日）

■ 会場：

神奈川県湘南国際村センター

■ 参加費：

• 宿泊の方：17,000円（懇親会含む、※懇親会不参加の場合も同額）
• 日帰りの方：8,000円（懇親会含む※懇親会不参加の場合も同額）

■ 申込み締切：

• 宿泊希望の方：3月31日（※4月15日（水）まで宿泊の締め切りを延長しました。ただし、満員になり次第申込み終了となります。）
• 日帰りの方：5月30日

■ 振込先：

イーバンク銀行 マーチ支店 口座番号1441548 口座名義 ミタ アキラ

■ 取り消しについて：

• 宿泊の方：6月3日までは3200円、7月1日までは6400円、それ以降は全額（振込料もご負担いただきます）。
• 日帰りの方：6月19日までは無料、7月1日までは2800円、それ以降は全額（振込料もご負担いただきます）。

■ 申込み方法：

CANP2009参加申し込みページ内から、入力フォームに必要事項を記入の上、お申し込みください。

■ 内容（予定）：

• 1日目
  • 基調講演：「光で見る宇宙」
  • 入門講座（撮影編）：機材と使いこなし、最新のカメラ機器紹介、デジタル一眼レフと冷却CCDの使い分け、シャープなピントの合わせ方、ガイディングテクニック、撮像チャンスを生かすために
  • 入門講座（画像処理編）：さまざまな画像処理ソフトウェア、キャリブレーション、高SN化、カラーバランス、レンジ圧縮、LRGB合成
  • 意見交換セッション（対談形式）：「観賞用の天体写真はどこを目指すのか？」
• 2日目
  • 作例紹介（受講者の作例をみながら、問題点を解決していきます。）
  • 応用講座：高解像度の実現とSNバランス、正確なカラーバランスを求めて。自動撮像・遠隔操作の方法

■ 問い合わせ先：

E-Mail： can@ad.email.ne.jp