今年度から本格運用の宇宙ステーション補給機の愛称を募集
【2010年8月27日 JAXA】
宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、今年度から本格運用する宇宙ステーション補給機(HTV)の愛称の募集を開始した。採用者の中から抽選で計6組12名を打ち上げに招待する。募集期間は9月30日まで。
JAXAでは、2010年度から年1度のペースで打ち上げられる予定の宇宙ステーション補給機(HTV)の愛称募集を開始した。愛称が採用された応募者の中から、今年度冬期打ち上げの2号機から7号機までの毎回、1組2名を打ち上げ見学に招待する。
HTVは日本が開発した無人の補給機だ。宇宙空間で国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングして必要な物資を移送した後、入れ替わりに不用品を収納し、分離後、大気圏に突入して焼却される。
2009年には初号機が打ち上げられ問題なく運用できることを実証したが、この際打ち上げに使われ同時に技術実証されたH-IIBロケットも、引き続いてHTVを宇宙に送り込むこととなる。
愛称の応募は9月30日までインターネットやハガキ等で受け付け、選考結果は11月中旬に発表される。詳細はJAXAプレスリリースを参照のこと。