ステラナビゲータ Ver.9のVer.9.0bへのアップデータを公開
【2010年10月6日 アストロアーツ】
天文シミュレーションソフトウェア「ステラナビゲータ Ver.9」の、Ver.9.0bへのアップデータを無償公開しました。
今回のアップデータは、現在販売中の「ステラナビゲータ Ver.9.0」の不具合修正や機能の追加を行うものです。
Ver.9.0bアップデータには、動作パフォーマンス向上のほか多くの不具合修正が含まれていますので、お使いのみなさまにアップデートをお勧めします。
ステラナビゲータ Ver.9用「9.0・9.0bアップデータ」のダウンロードは「ステラナビゲータ Ver.9 アップデータ」のページより行ってください。また、ステラナビゲータの[ヘルプ]メニューから「ステラナビゲータの更新確認」を実行すると、バージョンのチェックとアップデータのダウンロードができます。
製品の不具合によりユーザの皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申しあげます。
《星図が正しく描画されない場合の対応について》
ステラナビゲータ Ver.9ではグラフィック処理が大きく変わったため、従来ステラナビゲータが動いていたパソコンであっても、Ver.9の動作条件を満たさない場合があります。
このようなパソコンでは以下のような問題が起きることがあります。
- 星図画面が真っ黒になる
- 恒星の周りに黒い縁が出る
- 他のウィンドウの中にステラナビゲータの画面が表示されることがある
- 光跡残しのように表示物が消えずに残る
- 印刷や画像として保存、クリップボードへの画面コピーができない
アップデータをインストールすると、[設定]メニューの「環境設定」ダイアログに[DirectXモードで動作]というチェックボックスが追加されます。
お使いのパソコンで上記のような問題が起きる場合には、このチェックボックスをオフにすることでVer.8以前と互換の描画方式に切り替わりますので、こちらの設定をお試しください。
詳しくは以下のページをご参照ください。
《改良点・追加機能》
- アニメーション実行中や恒星の[またたき]オンでのCPU負荷を低減して、動作パフォーマンスを向上
《おもな修正内容》
- [DirectXモードで動作]をオフにした状態で発生する以下の件を対策
- 二重星と変光星のマークが表示されない
- 地形を表示すると、ステラナビゲータが強制終了する
- プラネタリウム番組のタイトル画面などの画像が表示されない
- プラネタリウム番組実行中の上下部分が塗りつぶされない
- [前回終了時の設定で起動]の設定で、ステラパッドにパソコンの内部時計の月齢が表示される
- 天体情報パレット内での右クリックで、テキスト選択とコピーができない
- モザイク表示した写野角の回転角が設定ファイルに保存されない
- [前回終了時の設定で起動]に設定してフライトスタイルで起動すると、キーボードでフライトができない
(修正内容の一覧は、「ステラナビゲータ Ver.9 アップデータ」のページより「リリースノート(修正機能一覧)」をご参照ください。)