ステライメージ Ver.6・6.0fアップデータを公開
キヤノン EOS Kiss X4などのRAWデータに対応

【2010年11月19日 アストロアーツ】

天体画像処理ソフト「ステライメージ Ver.6」がバージョンアップ。EOS Kiss X4などのRAWデータ読み込みに対応した、Ver.6.0fへのアップデータを無償公開しました。


今回のアップデータでは、RAWデータの直接読み込み対応機種として、新たにキヤノンEOS Kiss X4、EOS 60D、EOS-1D Mark IV/ニコン D3Sが追加されました(このほかのサポート状況については「RAW画像の読み込み対応デジタルカメラ一覧」をご覧ください)。また、Ver.6.0発売後に判明した不具合の修正が盛り込まれています。

「ステライメージ Ver.6」は、「96ビットスーパーカラー処理」エンジンを搭載した、天体画像処理に最適なソフトウェアです。RAWデータの熱カブリやダークノイズを除去したり、コンポジットや色調補正、各種フィルタによる画像処理を行ったりして、天体画像を美しい作品に仕上げることができます。

ステライメージ Ver.6用「6.0fアップデータ」のダウンロードは「ステライメージ Ver.6アップデータ」のページより行ってください。すべてのユーザの皆様にダウンロード、アップデートしていただくことをお勧めいたします。

《追加機種と読み込みサポート》
機種名 色調整自動
(現像あり)
色調整手動
(現像なし)
ベイヤー配列
キヤノン EOS Kiss X4
キヤノン EOS 60D(RAW)
キヤノン EOS 60D(M-RAW) × ×
キヤノン EOS 60D(S-RAW) × ×
キヤノン EOS-1D Mark IV(RAW)
キヤノン EOS-1D Mark IV(M-RAW) × ×
キヤノン EOS-1D Mark IV(S-RAW) × ×
ニコン D3S

(○:対応 ×:未対応)

《おもな修正内容》

  • 「コンポジット:バッチ」「個別ダーク/フラット補正:バッチ」「共通ダーク/フラット補正:バッチ」「ダーク/フラット補正」「ワークフロー:バッチ」ダイアログで、「ファイルから追加」ボタンなどでデジタルカメラの RAW 画像を追加した場合、実行前にダイアログを開いて現像処理や画像生成などの読み込み設定ができるようにした。
  • 「コンポジット:バッチ」ダイアログで、「ファイルから追加」ボタンで画像を追加した場合、「アクティブ画像から指定」で基準点を指定しても、位置合わせされない。

※詳しい修正内容の一覧は、「ステライメージ Ver.6アップデータ」のページより「リリースノート(修正機能一覧)」をご参照ください。