28日に大阪で日食観察講座
【2012年4月9日 大阪教育大学】
5月21日の日食を前に、小中高の教員や大学生を対象とした講座が28日に大阪教育大学で開催される。申し込みは13日まで。
《「平成24年5月21日金環日食を観察しよう!(3)」ご案内》
今年5月21日の朝6時すぎから9時ごろに、九州・四国・近畿・中部と関東地方の南側で金環日食が起こり、大阪でも約90%ぐらい欠けた日食が見られます。日本では数十年ぶりの出来事です。天文ファンは指折り数えて待ちわびているでしょうが、当日が近づくとマスコミでも取り上げられることでしょう。
そして、学校でも大きな話題になり、金環日食の観察会が企画されることが予想されます。一度きりの天文ショーで十二分に金環日食の素晴らしさを楽しむには、周到な準備と予行演習が必要です。とくに、子どもたちが安全安心に観察できる方法を伝えることが重要になります。
本講座では、日食観察の経験が全くない教員や学生を対象に、日食の概要から安全な日食の観察法などの基本的な説明を行います。金環日食帯外での部分日食も、非常に興味深い状況になることも説明します。
- ■ 日時:
- 2012年4月28日(土) 13:00〜16:00(受付12:00〜)
- ■ 会場:
- 大阪教育大学天王寺キャンパス 中央館215講義室(予定)
- ■ 講師:
- 大西浩次(長野工業高等専門学校)
- 時政典孝(西はりま天文台)
- 福江 純(大阪教育大学)
- ■ 内容:
- 2012年金環日食の概要(大西)
- 太陽と地球の関係/宇宙天気予報(時政)
- (アドバンス)金星の太陽面通過(6/6)(大西・時政)
- 安全な観察方法(まとめと注意事項、デジカメとビデオの例)
- 天文学習教材としての太陽(福江)
- 質疑、現場からのコメント、準備状況
- オプション 太陽の観察
- ■ 配布物(予定):
- 講習パンフレット、ピンホールシート
- ■ 参加対象:
- 小中高の教員・大学生
- ■ 参加費:
- 無料。筆記用具持参
- ■ 定員:
- 100名
- ■ 参加方法:
- 4月13日までに、以下の情報を「公開講座係」(koukai@cc.osaka-kyoiku.ac.jp)宛に電子メールにて連絡。
- 希望講座名「平成24年5月21日金環日食を観察しよう!(3)」、氏名ふりがな、年齢、性別、郵便番号住所、電話番号、メールアドレス、職業、学校名
- ■ 問い合わせ:
- 福江 純
E-mail:fukue@cc.osaka-kyoiku.ac.jp