ステラナビゲータがWindows 8に対応、9.1fアップデータを公開
【2012年12月11日 アストロアーツ】
天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ Ver.9」がバージョンアップ。Windows 8に正式対応したVer.9.1fへのアップデータを無償公開しました。
今回のVer.9.1fアップデータは、「ステラナビゲータ Ver.9」をWindows 8に正しくインストールできない件を含めた不具合修正を行うものです。「20周年記念版」を含め「ステラナビゲータ」をお使いのすべての皆様にダウンロード・インストールをお勧めします。
アップデータのインストール方法
下記のいずれかの方法で9.1fアップデータファイルをダウンロードし、「ステラナビゲータ」が起動されていない状態で実行してください。
- 「ステラナビゲータ」の[ヘルプ]メニュー → [ステラナビゲータの更新確認]から
- 製品ページ内「アップデータ」ページから
詳しくは、ステラナビゲータ Ver.9 アップデータページをご覧ください。ご不明な点は製品サポートページを参照のうえ、お問い合わせください。
9.1fアップデータの詳細
《改良点・追加機能》
- 昼光をよりリアルに表示。
《おもな修正内容》
- Windows 8 でランタイムがインストールされず、自動登録エラーが発生する。
- アアニメーション実行中に月がまたたく。
- 地平線近くで月が歪んで表示される。
- 太陽による木星の食の再現で太陽を非表示にすると、木星が表示されないことがある。
- アイソン彗星(C/2012 S1)の軌道が正しく表示されない。
- 位置推算ダイアログで[コピー]ボタンまたは[保存]ボタンを押すと、強制終了することがある。
- 天文事典とガイダンスの目次が表示されない。
※修正内容の一覧は、アップデータページより「リリースノート(修正機能一覧)」をご参照ください。
《星図が正しく描画されない場合の対応について》
ステラナビゲータ Ver.9ではグラフィック処理が大きく変わったため、旧バージョンが動いていたパソコンであっても動作条件を満たさない場合があります。
このようなパソコンでは以下のような問題が起こることがあります。
- 星図画面が真っ黒になる
- 恒星の周りに黒い縁が出る
- 他のウィンドウの中にステラナビゲータの画面が表示されることがある
- 光跡残しのように表示物が消えずに残る
- [印刷]や[画像として保存]、クリップボードへの画面コピーができない
お使いのパソコンで上記のような問題が起こる場合には、9.1fアップデータをインストール後、下記の対応をお試しください。
- [設定]メニュー→「環境設定」ダイアログで、[DirectXモードで動作]のチェックボックスをオフにする
これによりVer.8以前との互換の描画方式に切り替わり、問題が解決します。詳しくは「ステラナビゲータ」サポートページ「ステラナビゲータ Ver.9の星図が正しく描画されない場合の対応」をご参照ください。
ステラナビゲータについて
「ステラナビゲータ Ver.9」は、過去から未来までの20万年間に起こるあらゆる天文現象をリアルに再現できる天文シミュレーションソフトウェアです。
星空のシミュレーションだけでなく、四季の星座や神話を紹介するプラネタリウム番組、おすすめの天文現象の情報をインターネットから取得してお知らせする機能、天体望遠鏡のコントロールなど、天文・宇宙を楽しむための多彩な機能が搭載されています。