伊丹市立こども文化科学館のプラネタリウムがリニューアル
【2013年3月4日 アストロアーツ】
兵庫県・伊丹市立こども文化科学館のプラネタリウムが3日、リニューアルオープンした。
伊丹市立こども文化科学館のプラネタリウムが、「メガスター」と太陽、月、5惑星の投影機、2台のプロジェクターによるデジタル投影、それに最新版の「ステラドームプロ」からなるシステムを導入し、3月3日にリニューアルオープンを迎えた。
メガスターは一般公開施設としては関西初、日本最西端になる。また、メガスターIIBのシステムで太陽、月、5惑星のフルセットの投影機を備えたものは国内初となる。本機は「メガスターIIB itami」と命名され、本館のキャラクター「ひょんたん」にちなんで黄色みがかった色となっている。
ステラドームプロは2台のHDプロジェクタで投影され、メガスターと完全に同期する。最新版のステラドームでは、空の拡大や宇宙フライトといったデジタルのみの投影とメガスターでの投影をなめらかに切り替えることができ、生解説を中心としたライブ感を大切にする同館のスタイルを後押ししている。
3月2日のリニューアル記念式では、「メガスター」を開発した大平貴之さんのトークショーや山野さと子さんの星空コンサートが催され、遠くは埼玉からもファンが駆けつけた。
3月3日からはリニューアルにちなんだレギュラー番組「Happy New プラネタリウム」など通常の投影が行われている。また3月23日からは「銀河鉄道の夜」の投影と制作者のKAGAYAさんのトークショー(3月30日)など、盛りだくさんの番組やイベントが予定されている。