赤城の星空をステラショットで楽しむ スターウォッチング in 赤城 2015

このエントリーをはてなブックマークに追加
毎年恒例となっている「スターウォッチング in 赤城」が、10月17日に群馬県の赤城山・新坂平駐車場にて開催されました。アストロアーツでは、天体撮影ソフト「ステラショット」のデモンストレーションを行い、次々に撮影されてスクリーンに映し出される美しい星雲・星団にたくさんの来場者が見入っていました。

【2015年10月22日 アストロアーツ】

10月17日(土)、群馬星の会が主催する「スターウォッチング in 赤城」が赤城山・新坂平駐車場にて開催された。毎年恒例となっているこのイベントは、すでに30年に近い歴史をもつ。今年は天候が危ぶまれていたが、始まってみると、時々雲につつまれることはあるものの、多くの晴れ間に美しい星空を堪能できる空となった。

赤城山山頂付近の会場のあちらこちらで、赤道儀にともるLEDやノートPCのモニターが光る。そんな中、数百名の天文ファンや一般の方が集い、夜遅くまで星を見上げたり星空解説に聞き入るなど、秋の星空の下での時間を過ごした。

アストロアーツでは、新製品の「ステラショット」を使って、天体写真撮影のデモンストレーションを行った。赤道儀、デジタル一眼レフカメラとPCを市販のケーブルで接続すれば、あとはPCの画面を見ながら次々と美しい星雲・星団が撮影されていく。「こんなに簡単に天体写真がとれるのか」といった驚きの声をいただいた。

お父さんと来たという小学生5年生の女の子が、説明を聞きながらマウスを操作して天体を1つ撮影。あとはひとりで次々に天体を導入しながら天体写真を撮っている姿は、まるでベテランの天文ファンのようだ。帰りには自分で撮った天体写真をSDカードにコピーして、おみやげに持ち帰ってもらった。

ステラショットのデモンストレーション アンドロメダ座大銀河M31
天体写真に初挑戦、自分で撮影したアンドロメダ座大銀河にびっくり! クリックで拡大

標高1430mの赤城山は冷え込んでいたが、まだ夏の星座や天の川が残る星空の下、プレゼント抽選会などのイベントも催され、たくさんの方が秋の夜長の楽しいひとときを楽しんでいた。

ステラショット


10月24日(土)、東京三鷹の国立天文台で開かれる「三鷹・星と宇宙の日2015」にもスタッフが出張してステラショットのデモンストレーションを行います。みなさん、どうぞアストロアーツブースにいらしてください。

●三鷹・星と宇宙の日2015

テーマは「アストロバイオロジーへの挑戦」。近年の太陽系外惑星観測の進展を受けて「宇宙における生命」を科学的に探査し、その謎を解き明かそうとする「アストロバイオロジー(宇宙における生命研究)」に迫ります。講演会、質問コーナー、観測・実験施設の公開、天体観望会なども予定しています。

■日時:
プレ公開 2015年10月23日(金)14:00〜19:00
本公開 10月24日(土)10:00〜19:00
■場所:
国立天文台三鷹/東京大学天文学教育研究センター/三鷹市星と森と絵本の家(東京都三鷹市大沢)

関連記事