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皆既日食2009

お詫びと訂正

以下の個所で表記や内容に誤りがありました。読者の皆様にお詫びし、訂正いたします。

ガイドブック

「目次」pp.2-3 背景画像

「2006年3月29日リビア〜エジプト〜トルコ皆既日食 リビアのエクリプスシティにて 撮影/宮城隆史」と表記された画像は、不正に複製加工されたものであることが明らかになりました。詳しい経緯についてはニュース「天文雑誌「星ナビ」2008年6月号および2009年10月号の表紙画像について」をご覧ください。

「日食カウントダウン」p.21 日食予報の精度と誤差

「表1 異なるΔTを用いた南西諸島近辺での皆既日食予報例」におきまして、奄美大島あやまる岬のデータは、奄美大島北端の笠利崎の緯度経度によるものでした。お詫びして、以下のように訂正いたします。

観測地 経度 緯度 ΔT=73.0秒
皆既の始まり 皆既の終わり 継続時間
奄美大島あやまる岬 E 129゚43.0' N 28゚28.4' 10時55分31秒 10時58分49秒 3分18秒
ΔT=65.9秒 ΔT=65.9秒+月縁補正(実際の現象に近い値)
皆既の始まり 皆既の終わり 継続時間 皆既の始まり 皆既の終わり 継続時間
10時55分40秒 10時59分02秒 3分22秒 10時55分40秒 10時59分02秒 3分22秒

※いずれもエクリプスナビゲータ Ver.2による計算。
笠利崎とあやまる岬は、直線で7kmほどの距離ですが、南北に離れていることと、皆既帯の南限界線に比較的近いことから、わずかな距離でも、皆既継続時間に差が出ます。さらに、ちょうど笠利崎での第2接触点の月縁に高い山があることから、皆既になる時間が早まる傾向にあります。これに対して、あやまる岬では第2接触点が急角度に深い谷に落ち込む位置になっています。こうしたことから、月縁補正を行った計算では、笠利崎のほうが約20秒も皆既継続時間が長くなると予想されます。

DVD収録ソフト

「日食ブラウザ」

「日食ブラウザ」の観測地リストに含まれる「奄美大島あやまる岬(日本)」の位置データも「奄美大島笠利崎」の位置になっていました。お手数ですが、以下の手順を参考にデータの修正を行ってください。

※リンク先ページの手順は「エクリプスナビゲータ Ver.2」のものですが、ソフト名やメニュー項目につきましては適宜お読み替えください。

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