自動導入望遠鏡と接続
会社勤めの傍ら、所有するセレストロン製「CPC800GPS(XLT)」とエドモンド製「アストロスキャン」の2台の機材で主に惑星を中心に観望。休日にはボランティアで観望会のお手伝いしている趣味人。
天体望遠鏡を購入して、まず見る天体は『月』と『惑星』だと思います。これらは肉眼でも見えますので導入は楽です。しかし、星雲・星団は肉眼で見えない物が多く、位置が分からないと導入が格段に難しくなってしまいます。そこで登場したのが、自動導入望遠鏡です。ハンドコントローラーで指定した天体を自動で導入できますので、大変便利になりました。
しかし、ハンドコントローラー操作で、星雲・星団を導入しようとした時、『干潟星雲って、M何番だったかな?』などという経験はありませんか。ステラナビゲータ Ver.8では星雲・星団の位置をモニターに表示できますので、自動導入望遠鏡と接続すると、こういった問題が一発で解決します。複雑な操作は必要ありません。ステラナビゲータ Ver.8が、天体観望をより楽しくナビゲートします。
GPS付自動導入望遠鏡やハンディGPSをお持ちの方には、次の機能がおすすめです。GPSで受信している緯度・経度を入力し、天体メニューの地上・風景を選び、地形精度スライダーを詳細まで移動させます。こうする事により、山々等に影響する天体の正確な出没時刻を知ることができます。導入の順番や多くの天体を観望する時にご活用ください。
ステラナビゲータ Ver.8と自動導入望遠鏡の連動機能は、大変便利な機能ですが、ほんの一部にすぎません。『惑星食』の際、潜入や出現の様子をシミュレーションさせたり、新彗星や超新星が出現した場合、最新データをダウンロードし位置表示させることもできます。観測・観望準備に役立つ機能が満載ですので、ご自身でいろいろな活用方法を見つけて役立ててください。