2007年 夏の星空三昧
太陽投影板を使った太陽観測
中学生から高校生くらいを対象に、天体望遠鏡と太陽投影板を使った太陽観測の基本を紹介します。
1 観測の準備
小口径(6〜8cm)の屈折式天体望遠鏡
天体望遠鏡の架台はできれば赤道儀式でモーターがついた機種がお奨めです。太陽を自動的に追ってくれるので観測が便利になります。 接眼レンズは倍率が50〜70倍くらいになるものを使ってください。倍率は「対物レンズの焦点距離÷接眼レンズの焦点距離」で計算することができます。
太陽投影板
太陽投影板は天体望遠鏡専門店で入手してください。望遠鏡ごとに取付けられる太陽投影板が決まっていますので注意してください。 太陽投影板は、写真のように望遠鏡の筒に固定する金具と、影を作る板、太陽を投影する白い板からなります。
筆記用具と消しゴム
安全に太陽観測ができるオプションパーツ 「太陽投影板」
安全に太陽観察・観測するのにおすすめなのが「太陽投影板」です。太陽投影板は望遠鏡によって取付けられるタイプが決まってきますので注意してください。ビクセン「太陽投影板150」は、ビクセンの屈折式鏡筒「A80Mf」「A80M」「A80SS」「A102M」「ED81S」「ED103S」「ED115S」「NA140SSf」を搭載した天体望遠鏡に取り付けることができます。なお、一部の望遠鏡で「太陽投影板」を取り付ける場合、「SX太陽投影L取付セット」が別途必要になります。
※「太陽投影板」のオンラインショップにおける販売は終了しました。