縞模様と大赤斑
天体望遠鏡で木星を見ると、縞模様があるのがわかります。口径5cm程度の小型望遠鏡でも、目立つ2本を確認できるでしょう。
口径が大きくなると、さらに多くの縞模様が見えてきます。気流が安定しているとき(風がないとき)や木星が空の高いところにあるときのほうが条件良く見えるでしょう。
さらに、大赤斑という模様も見えるかもしれません。大赤斑は地球2個分もの大きさがある、巨大な台風のようなものです。木星は約10時間で自転しているので、大赤斑が裏にまわっていることもあります。タイミングを見計らって観察するようにしましょう。
大赤斑が中央付近に見える日時(6〜7月、20〜22時ごろのもののみ):
6月:2日 21時00分 / 7日 20時10分 / 9日 21時50分 / 14日 21時00分 / 19日 20時10分 / 26日 21時00分 / 7月1日 20時10分