マックノート彗星(C/2009 R1)
メトカーフコンポジットの作例
彗星の動きに合わせて撮影したようすをステラナビゲータ(Ver.8)で再現しました。事前のシミュレーションで恒星像の長さが分かり、連続撮像した結果を把握できます。地球に接近した彗星は、意外と速く移動しますので、頭部の位置と尾の方向を考慮して、バランスよい構図で撮影します。天体情報パレットの赤経・赤緯から、メトカーフコンポジットの際に設定する彗星のモーションを読み取れます。
ステライメージ(Ver.6)を使って、連続撮影した画像を「メトカーフコンポジット」で彗星のモーションに合わせて重ねました。線状に延びた恒星像は、撮影中の彗星の移動を表しています。明るい彗星の頭部が白く潰れないように「デジタル現像」をかけて、核付近の集光と広がったコマを表現しました。
- 移動量の計算や構図のシミュレーションには「ステラナビゲータ」が便利です
- 「ステラナビゲータ」製品情報ページ
- 撮影した天体画像の処理は「ステライメージ」で
- 「ステライメージ」製品情報ページ
- さらに詳しいメトカーフコンポジットの方法は、「彗星をメトカーフコンポジットしてみよう」 「恒星時追尾で彗星の尾をとらえろ!」の記事をご覧ください。