2014年12月14日 ふたご座流星群が極大
毎年12月14日ごろに見られるふたご座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と並ぶ三大流星群のひとつだ。小惑星ファエトンの通り道を毎年この時期に地球が通過し、そこに残されていた塵が地球の大気にとびこんで、上空100km前後で発光して見える。
2014年は14日から15日にかけての夜が見ごろだ。流れ星の中心となるふたご座は宵のころに現れる。深夜ごろに月齢22の月が昇るので、その前の時間帯が見やすいだろう。防寒の準備を万全に。
- 空の条件の良いところでは、1時間あたり30個前後の流れ星が見えると予想されています。町明かりで空が明るいところや建物があって視界が開けていないところでは、実際に見える流れ星はこの半分〜3分の1ほどになります。
- ふたご座は夜9時ごろに東の空、深夜に天頂付近、明け方に西の空に見えます。とはいえ、流れ星は空のどの方向にも飛ぶので、ふたご座のある方向だけでなく空を広く見渡すようにしましょう。
詳しい見え方や観察のポイントは、ふたご座流星群の特集ページをご覧ください。
ムックやDVD映像、シミュレーションソフト(Windows、Mac対応)で、詳しい見え方や観察のポイントを確かめましょう。 → 「アストロガイド 星空年鑑 2014」
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