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2019年
くじら座の変光星ミラが明るく見やすくなっている。宵の南東の空に大きく広がるくじら座の、胸に輝く赤っぽい星がミラだ。くじら座の頭部付近には天王星や小惑星ベスタもあるので、双眼鏡で探してみよう。
下旬ごろには金星と木星が大接近する。晩秋の夕空に明るい2惑星が浮かぶ、美しい光景を眺めよう。28日と29日には細い月も加わるので、さらに楽しみだ。
宵の天頂にはペガスス座が見える。今年のノーベル物理学賞で話題になった、普通の星の周りで初めて見つかった系外惑星が、このペガスス座にある。その隣のアンドロメダ座には、古くから観測研究の対象とされてきたアンドロメダ座大銀河がある。星空を見上げながら、星座と天文学とのつながりを感じてみてはいかがだろうか。
図は、15日の午後8時頃に、南に向かって見上げたときの星空です。
月初めは午後9時頃に、月末は午後7時頃に同じような星空になります。
- 上旬
- おうし座南・おうし座北流星群が極大
- 上旬
- くじら座ο星ミラが極大のころ
- 2日（土）
- 月と土星が大接近
- 中旬
- 火星とスピカが接近
- 12日（火）
- 水星の太陽面通過（大西洋方面）
- 14日（木）
- ベスタがくじら座で衝
- 18日（月）
- しし座流星群が極大
- 下旬
- 金星と木星が大接近
- 28日（木）
- 細い月と木星が接近、金星も並ぶ
- 28日（木）
- 水星が西方最大離角
- 29日（金）
- 細い月と金星が並ぶ
水星
| 上旬 | 中旬 | 下旬 | |
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| 等級 | 1.7 | 2.9 | -0.3 |
| 視直径 | 9.4″ | 9.6″ | 7.3″ |
| 星座 | てんびん | てんびん | てんびん |
| 現象 |
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金星
| 上旬 | 中旬 | 下旬 | |
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| 等級 | -3.9 | -3.9 | -3.9 |
| 視直径 | 10.8″ | 11.1″ | 11.4″ |
| 星座 | さそり | へびつかい | いて |
| 現象 | |||
火星
| 上旬 | 下旬 | |
 |
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| 等級 | 1.8 | 1.7 |
| 視直径 | 3.7″ | 3.9″ |
| 星座 | おとめ | おとめ |
| 現象 |
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木星
| 上旬 | 下旬 | |
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| 等級 | -1.9 | -1.8 |
| 視直径 | 33.1″ | 32.2″ |
| 星座 | へびつかい | いて |
| 現象 | ||
土星
| 上旬 | 下旬 | |
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| 等級 | 0.5 | 0.5 |
| 視直径 | 15.8″ | 15.4″ |
| 星座 | いて | いて |
| 現象 | ||
天王星・海王星
| 天王星（中旬） | 海王星（中旬） | |
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| 等級 | 5.7 | 7.9 |
| 視直径 | 3.7″ | 2.3″ |
| 星座 | おひつじ | みずがめ |
| 現象 |
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