板垣さん、今年8個目の超新星発見

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山形県の板垣公一さんが7月1日、おとめ座の銀河に超新星2020nvbを発見した。板垣さんの超新星発見は今年8個目、通算155個目。

【2020年7月2日 Transient Name Server

山形県の板垣公一さんが7月1日13時10分ごろ(世界時。日本時では22時10分ごろ)、おとめ座の銀河NGC 4457に13等の新天体を発見した。天体の位置は以下のとおり。

赤経  12h28m58.790s
赤緯 +03°34′22.09″(2000年分点)

おとめ座の新天体
おとめ座の新天体の発見画像(撮影:板垣さん)

NGC 4457周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星
NGC 4457周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星。画像クリックで星図拡大(「ステラナビゲータ」で星図作成。DSS画像の版権について

2020nvbの符号が付けられた後、伊・アジアゴ天文台などで行われた分光観測によりIa型超新星らしいことが確認された。極大前とみられており、今後さらに明るくなると期待される。

板垣さんの超新星発見は4月10日以来で、今年8個目、通算155個目(独立発見を含む)となった。

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