2021年11月18日 しし座流星群が極大

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11月18日、しし座流星群の活動が極大となる。月明かりの影響が大きく、出現数も少ないとみられる。

星図

11月18日、しし座流星群の活動が極大となる。予測極大時刻は2時で、18日の未明から明け方ごろが一番の見ごろとなる。

満月直前の月明かりの影響がほぼ一晩中あるため、条件は良くない。活動の規模も低調とみられるので、見晴らしが良いところでも1時間あたり数個程度だろう。1つでも流れればラッキー、くらいの気持ちで、月から離れた方向を中心に眺めてみよう。観察の際には防寒の準備を万全に。

1999年や2001年の大出現が有名なしし座流星群は、テンペル・タットル彗星の通り道を毎年この時期に地球が通過し、そこに残されていた塵が地球の大気に飛び込んで上空100km前後で発光して見える現象である。